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米中人権対話:法輪功修煉者が米国務省前で迫害停止を呼びかけ(写真) (明慧日本)2年間中断されていた米中人権対話が2010年5月13、14日、アメリカの首都ワシントンで行われた。13日午前9時、ワシントン地区の一部の法輪功修煉者は国務省前で集会を行い、中国共産党による法輪功への迫害停止を呼びかけた。
一部の法輪功修煉者たちは「法輪大法好(法輪大法はすばらしい)」、「世界需要真善忍(世界は真善忍を必要としている)」「停止迫害法輪功(法輪功への迫害を停止せよ)」などの中英文の横断幕を掲げた。静かに煉功する修煉者もいた。 米ワシントンDC法輪大法学会の責任者・頼氏は、「中国共産党による法輪功への迫害は、米中人権対話の避けられない問題です。今日まで、民間ルートを通じてすでに3,369人の法輪功修煉者が迫害され死亡したという情報を入手しています。迫害致死案件は中国全土の30数省、自治区及び直轄市に及んでいます。江沢民が中国で国家恐怖主義を作り出し、実行する過程において、多くの法輪功修煉者たちが暴行され死亡したり、一家が離散したり、居場所がなくなったり、路頭に迷う生活を余儀なくされたりしています。数多くの法輪功修煉者の家族、親友及び同僚も巻き込まれて洗脳を受けました」と述べた。 ワシントンの法輪功修煉者・於萍さんはかつて中国本土で不法拘禁されたことがある。彼女の母、遼寧省大連市企業家の王春彦さんは法輪功を修煉しているという理由で、何度も中国共産党に強制連行された。修煉しない彼女の父親も中国共産党の巻き添えの政策のため、2001年に無念の思いを抱いたまま亡くなった。2007年8月、王春彦さんは再度逮捕され、2008年3月にでっち上げの罪名で懲役5年の不当判決を下された。於さんの2人の叔母、王春栄さんと王春英さんはそれぞれ懲役2年3カ月と1年6カ月の不当判決を下された。 5日前に、於さんは母親の血圧がすでに240/140まで達していることを知った。於さんは 「私は医学の出身で、血圧が200を上回るのはすでに臨床上、高血圧の危険な徴候だと分かっています。240という数字を私は今まで聞いたことがありません。さらに私に驚かせたのは、母の体はすでにこのようになっても依然として治療保釈が許可されずにいることです。これは疑いもなく慢性の謀殺に過ぎません!」と訴えた。 米中人権対話の前日、アムネスティ・インターナショナルのアジア太平洋地域ディレクターのT.クマール(T.Kumar)氏は、法輪功が受けている迫害の問題は一つの根本的な問題として、米中人権対話の席上で提出され、交渉されるべきだと述べている。 中国共産党の卑劣な人権侵害に対して、数人の国会議員は、非公開対話の効果は微々たるものであり、アメリカ政府はもっとオープンでもっと強い措置をもって、中国共産党に圧力をかけるべきだと示した。 2010年5月17日 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/5/14/223647.html) |
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