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河南省:労働教養所で迫害を受け続け、さらに10年の不当判決

(明慧日本)河南省許昌市に在住の法輪功修煉者・楊建軍さんは、法輪功を修煉しているという理由で、労働教養所で迫害を受けた。刑期満了となったにも関わらず、また10年の不当判決を受けた。

 楊建軍さん(34)は法輪功を修煉してから心身ともに恩恵を受けた。「真・善・忍」の修煉を堅持し、2000年に北京へ陳情に行ったため、労働教養3年を言い渡され、許昌市第三労働教養所に収容された。

 2007年正月、楊建軍さん一家三人は許昌市の自宅で、許昌市公安局、許昌県国家保安大隊の警官らに強制連行された。警官は妻の瀋月紅さんの手から10カ月の子供・楊一幡ちゃんを奪い取った。法輪功修煉者の瀋月紅さんは「法輪大法は正法です」と叫ぶと、警官4人は瀋さんをめった打ちにし、床に押し、顔を床に押し付け、後ろ手に縛り上げた。そして、一人の警官が汚い布で瀋月紅さんの口をしっかりふさぎ、もう一人は瀋月紅さんの髪を捉まえて、スリッパで殴った。瀋月紅さんの口から出血し、顔は黒く腫れて、あごは青紫色になった。一幡ちゃんはびっくりして声を出して泣いた。

 楊建軍さんは、さらにめった打ちを受け続けた。警官はノートパソコン、プリンタなどの資料設備と約5千元の現金を没収した。楊建軍さんは再度1年半の不当判決を受け、許昌市第三労働教養所に拘禁され、迫害を受けた。

 刑期満了後、2008年6月楊建軍さんは「610弁公室」の宋という役人に直接、河南省林州留置場に移送され、10月に10年の不当判決を受けた。楊建軍さんは上告したが、河南省安陽中級法院は法律執行者が法を犯し、依然として判決を下した。家族に知らせない状況の下で、2010年4月、河南省新密労働教養所で引き続き迫害を受けている。 

 瀋月紅さんは、2008年5月から1歳の一幡ちゃんと放浪生活を送っている。その後、許昌市の法輪功修煉者の家で警官に強制連行され、3年の不当判決を受けた。現在、河南省新郷女子労働教養で監禁されている。

 迫害を受けた数年、楊建軍さんの両親、瀋月紅さんの父親は相次いでこの世を去った。現在、楊建軍さん夫婦の1歳の子供・一幡ちゃんは70代の瀋月紅さんの母親と生活をしている。

 2010年5月22日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/5/14/223611.html

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