同修の死から旧勢力の按配を見る 文/中国の大法弟子 利奇
(明慧日本)大法弟子の林さんに再び重い病業が現れました。彼は誰にも会いたくなく、同修が発正念に来ることも断ったそうです。林さんの知り会いではない2人の年配同修が、林さんの状況について聞き、2人は早く助けに行かなければならないと思って林さんの家を訪れました。林さんと交流し、発正念をして、学法をしました。続いて、林さんにお見舞いを断られた林さんの知り合い2人の同修は、「林さんが同修が来ることを断ったのは、旧勢力が私たち全体が一つになることを恐れているから」と考えて、林さんの家に行きました。その後、数人の同修も来て、同修たちは一緒に旧勢力の按配を突破しました。林さんは心性の転機が現れ、心を開いて同修と交流し、自分の修煉の不足も公開しました。
10日後、皆が「林さんの家で24時間リレー発正念」を決定した翌日の昼ごろでした。林さんは数人の同修と学法するとき、起きて座ろうとしましたが、同修が彼を助けて起こすと、林さんは呼吸が停止して亡くなりました。現場にいる同修は大声で林さんを呼び、正念を発したりしました。続いて、同修たちが続々と駆けつけて、30数人に達しました。中には知り合いではない同修もいました。
林さんの息子を学校に迎えに行き、皆と一緒に正念を発しました。この子供は「お父さんの元神がしかたなしに頭の中から出て行きました。旧勢力はすぐお父さんの元神と頭の間に、ある物質を送ってその物質を厚くさせ、お父さんの元神が肉体に戻って来られないようにしました」と見えたと言います。元神が身体を離れたときに皆が身体に戻りたいでしょう。このように、林さんは同修の声も聞こえず、完全に隔離され、他の空間の美しさを感じてますます戻りたくなくなりました。約30分後、この物質が消え、林さんの元神は家の空間の中を漂い動いていました。このときの林さんの元神は、何も遮られるものがなくなりました。ここにいるかどうか、自分のことを呼んでいるか、正念を発しているかなど、心の中で林さんに戻ってきてほしいという思いがあれば、彼は全て感じました。しかし、林さんは戻ってくる気がないようでした。そのときの彼の肉体には、功と気機がなくなってしまいした。
また4時間が経ちました。林さんの家でまだ十数人の同修が正念を発していました。林さんの子供は「師父がいらっしゃいました。師父は金色の袈裟をかけて、笑顔で大きな蓮の花の上に座られ、皆のやり方に満足しておられるようです。また、ある神たちはここを見ていて、この出来事に驚いているようです」と見えたと言います。林さんの子供は、2006年に病業で亡くなった叔父さんである大法弟子の東さんも見えたと言うのです。東さんは蓮の花の上に座り、袈裟をかけ、片手で立掌しながら、林さんに挨拶して、「どうしてあなたの元神も迫害されて肉体を離れたのでしょうか? 彼らがあなたを呼んでいますよ。早く帰ってください!」と言いました。林さんは黙って何も言いませんでした。東さんがこの数年の状況を話すと、林さんは初めて言葉を交わしました。
その日の夜、林さんの子供はまた林さんの世界の衆生が見えました。衆生たちも林さんに話しかけましたが、ほとんどは「そのままで、肉体に戻らないでください」と勧めました。
翌日、林さんの子供の天目は次のように見えました。林さんの2つの副元神はすでに頭(泥丸宮)に戻り、師父は林さんの3つ目の副元神に主元神を呼びに行かせましたが、主元神は戻ってきませんでした。この副元神もしかたなく泥丸宮に戻りました。そのとき、師父は林さんの肉体を頭から足まで浄化なさいました。林さんの功と気機も肉体に戻りました。主元神が戻ってきたら、彼がベストの状態で回復できることを林さんも全部見えました。午後4時、林さんの主元神は肉体に近づき、1分間だけ来て、また離れました。夜、子供は次のような夢を見えました。1カ月前に突然の病業で亡くなった、林さんと仲の良かった同修が路上で座禅し、とても悲しい表情で、林さんの子供に「お父さんに、肉体を大事にするよう伝えてください。私は他の空間で数分間だけ滞在して、戻りたいときはもう間に合わず、肉体が火葬されました」と述べました。
四日目の昼、林さんの肉体が火葬されました。林さんの呼吸停止から火葬までの間、家族である同修4人以外に、2人の同修がずっと離れずに正念を発し、とても強い勢いでした。昼間には数人の同修が来て、夜には会社を出た3人の同修も駆けつけました。皆は言葉が少なく、とても穏やかで慈悲深かったのです。皆は朝に集団で煉功し、正時ごとに発正念し、その後、師父の経文を勉強し、たまに交流し合いました。皆は邪悪を取り除き、師父が必要とされるものを円融したいと思っていました。これは、林さんの家族にとっては大きな支えとなりました。彼らは落ち着いてこの出来事に対応しました。
その後、林さんの子供はまた次のような光景が見えました。亡くなったある大法弟子が林さんに「もうこの時期になったのに、あなたはなぜまた迫害されたのですか? こんなに次元が落ちましたよ」と話していました。
数日後、林さんの子供は次の光景が見えました。林さんの世界に3つの穴があって、師父が林さんの穴を補修してくださり、エネルギーで林さんの身体を演化してくださいました。林さんの身体から紫色の光が放出されました。以前、彼は心性に漏れがあったため、彼の衆生は穴から外へ落ち、旧勢力に牢屋に入れられて淘汰されることになりました。林さんが亡くなったとき、彼の世界の37%の衆生が処分されることが示されました。
また数日後、林さんの子供は次の光景が見えました。林さんの世界で淘汰されようとしていた衆生が処分されていました。一枚の名前リストがお父さんの前にあり、そこには処分された厖大な衆生の名前が書かれていました。林さんは倒れて涙を流し、非常に苦しんでいました。師父が一部の衆生を救ってくださいました。結局、処分された衆生は29%に止まりました。慈悲かつ偉大なる師父は、大法弟子に最も素晴らしいものを与えてくださるのです。
旧勢力の按配をはっきり見た
半月後、林さんの子供は夢の中で、お父さんと叔父さんの遠い昔のことと旧勢力の按配が見えました。子供は次のように述べました。
叔父さんとお父さんは法を得るため、旧勢力と契約して急いで下へ移動し、師父と契約した大法弟子を追いかけようとしました。彼らは最初に私に会い、3人で一緒に下へ移動しました。三界に近づく前の最後の次元に入る前、お父さんは取り急ぎ師父と契約した大法弟子を探し、彼らに、旧勢力と契約した自分を将来助けてほしいと求めました。またお父さんは彼らに「そのときになると、私はあなたたちの助けを断るかもしれませんが、あなたたちは間隔を破ってぜひ助けに来てください」と話しました。ある人は「分かりました。私は必ずあなたを助けに行きます。あなたに断られても行きます」と断固として答えましたが、多くの人は躊躇しながら「人間の世界は険悪ですから、そのときの私達もどうなっているか分かりません」と言い、またある人は「最後になってから見てみましょう」と答えました。お父さんは70数人に会い、その半数の人は「私は自身も保証できませんから、あなたを助けられません」と、同意しませんでした。
お父さんも叔父さんに自分と同じやり方で助けを求めることを勧めましたが、叔父さんはやりませんでした。叔父さんは「私は将来、大法弟子になるから、必ず自分の正しい覚悟で旧勢力の按配を破ります」と堅く言いました。叔父さんの周りの数人は「そのときになったら助けますよ」と言いました。
お父さんは将来に現れる魔難を非常に重視し、自分の元の家に戻るため、私と叔父さんと話し合い、法を正す時期に一家になるよう求めました。私たちは同意しましたが、お父さんはまだ安心できず、私の今のお母さん、お婆さん、お爺さんに会い、人間にいるときの家庭は6〜8人になることと各自の役目を決めました。法を得たい他の神も入りたがっているのに対し、お父さんはいいと思いましたが、叔父さんは「人が多すぎると、妨害も多くなる」と考えて同意しませんでした。
そのとき、法を得に来た神たちの大部分は三界に入り、時間の余裕がなく、私達も三界に飛び入らなければなりませんでした。当時、私と一緒にいたある神は三界が恐ろしいと感じてためらい、私に「どのように飛び込むのでしょうか」と聞きました。私は「私を見てください」と言って1つの黒い穴へ飛び込み、非常に汚くかつ狭いと感じました。今になって、あの神は結局飛び込まなかったことが初めて分かりました。
三界に入った後、旧勢力はお父さんと叔父さんの輪廻転生を按配しました。やり方はこのようでした。あなたを官吏と金持ちになるようにし、魔難が何もないようにさせ、殺人や悪いことをやらせ、つまりあなたの徳を損ない、業力を造らせ、業力を還す機会が非常に少ないようにしました。お父さんと叔父さんの2人の徳が非常に大きいですから、そうしなければ最後の時期に旧勢力が迫害することが完全にできません。
お父さんの数世の娘は皆皇帝の嫁になり、お父さんも皇族の親戚になり、権力と勢力があり、また家庭が睦まじく、家族の皆が健康で、生活は特に円満でした。清の時代、お父さんと叔父さんは一緒に仏像を礼拝するため寺院に来ました。当時、私の一世は寺院で修煉している和尚で、彼たちの由来が分かり、修煉していないお父さん達のことを非常に悲しみ、惜しみました。
2日目、私は正念を発するとき、ある神は私に次のように伝えました。「旧勢力が1人の大法弟子を迫害して死亡させることも、そんなに容易ではありません。4つの条件が揃わなければならず、1つでも欠けたらいけません」同時に、私は現れた文字が次のように見えました。「1、(旧勢力との)契約。2、漏れがある。3、業力がとても大きい。4、意志が堅い(大法弟子)」当然、これらの条件はあの神が話したもので、あの神は誰か、本当にこのようであるかどうか私は分かりません。
以上は、子供の天目と夢の中で見た一部の内容です。彼は自分のいる次元での理解で話し、同修にまとめてもらいました。 参考に提供したもので、皆さんは本文に述べられた状況に執着しないように、法をもって師としてください。
2010年5月22日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/5/8/223093.html)
明慧ネット:jp.minghui.org
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