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ウクライナのメディア、中共の神韻公演妨害を報道

(明慧日本)中共が経済、外交の関係でウクライナ政府に圧力を加えたことにより、2010年5月28に公演する予定だったオデッサでの神韻公演は、やむなく中止となった。最近、この事件は南方の港湾都市オデッサから中北部の首都キエフまで、ウクライナのメディアによって幅広く報道されている。

 ウクライナ国内で影響力のあるサイト「VLASTI」では、「どのような状況下でも、世界で有名な神韻公演をオデッサで上演すべき」のタイトルで、中共が卑劣な手段でウクライナに内政干渉し、ウクライナ神韻公演が中止となったことを詳しく報道した。

 報道では人民議員、祖国防衛党主席ユリ・カルマキン議員の話を掲載した。「私はウクライナ大統領、総理と人権専門議員に、ウクライナ・オデッサ駐在中国領事館がアメリカからの神韻芸術団を妨害し、妄りにウクライナの内政に干渉しようとするやり方に、緊急な措置を取ることを要求します」

 報道では次のように述べた。「神韻公演は国際社会から強力な支持を得ているが、中共政権は依然として神韻各国の公演を阻もうとしている。公演のチラシでは『神韻公演は唯一無二で、東洋文化の精髄を表している』と紹介されている。周知のように、共産主義暴政の下で中国は10年間の文化大革命を経歴した。神韻公演の中でアーティストたちは芸術の形式を通じて、現在起きている中共の人権と自由に対する侵害を表現した」

 評論文章の中では、筆者は次のように述べた。「マスコミの報道によると、中共の法輪功への迫害は10年も続き、迫害され亡くなった法輪功修煉者は3000人を越え、また1万人を越える修煉者が不的に監禁され、人身の自由を失った。それ以外にも、中共が法輪功修煉者の生体からの臓器狩りで暴利をむさぼっていることが、調査で実証された。神韻芸術団は芸術の形式で、中共の血まみれの人権弾圧を暴露している。そのため、至るところで、中共領事館は各種の手段を使って神韻公演を阻もうとし、往々にして経済、外交関係で脅迫している」

 カルマキン氏は次のように述べた。「中共領事館がオデッサでウクライナの内政に干渉したことは、大目に見るわけには行きません。中共は人権を踏みにじって恐ろしい事実を隠そうとしています。私は、政府は正しい基準で量らず、中共の人権に反した要求に妥協したことを非常に不快に思います。このことで人々は、今の政府は中共の迫害と暴行を支持していると思ってしまうのです」

 神韻公演は、やむなく中止となった。ウクライナで中国文化に興味がある人々、政府高官から一般民衆まで、中共が神韻公演を阻んだことで、ウクライナ国内にまだ共産主義の影響が残っていることが分かった。この事件の影響が及んだ範囲は広く、ウクライナ各界の人々に、新政府が国家と人民に何を与えたのかを改めて深く考えさせた。

 2010年6月1日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/5/30/224593.html

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