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四川省:田舎の医師が迫害され、一家は長期の放浪生活を強いられる

(明慧日本)四川省広安市の法輪功修煉者・尹祝亭さんは法輪功を学び、「真・善・忍」に基づいて良い人になろうとしたことで、中共(中国共産党)の迫害に遭った。元は裕福で楽しい生活をしていた家庭が破壊され、現在、借金は数万元に上り、家屋は借金の返済に充てられ、家族は放浪生活を余儀なくされている。

 尹さん(50歳代男性)は、退役軍人で医師である。退役後、故郷に戻り病院を開業した。

 尹さんは医師でありながら、多くの病気を患っていた。法輪功を修煉し、健康をとり戻した。その後、「真・善・忍」に基づいて自分を厳しく律し、平穏で、安定した裕福な生活をしていた。

 1999年7.20以後、法輪功は中共により迫害されたが、尹さんの信仰に対する決意は固く、「三書」の署名を拒否した。

 2000年5月29日、袁市鎮派出所の警官・李美田は、警官2人を引き連れて尹さん宅に侵入し、テープレコーダー、医療用メス、腕時計、法輪功の関連書籍など没収し、尹さんを派出所へ強制連行した。警官は警棒で殴り、蹴ってひざまずかせるなど、屈辱的な行為を強要した。その後、県の留置場に送り、迫害し続けている。

 警察は2000年6月26日、尹さんを含む数人の法輪功修煉者たちを縄で縛り、誹謗中傷のプラカードを首からぶら下げてトラックに乗せ、街中を引き回し、人格を傷付けるような屈辱的な行為を行った。

 留置場に拘束されている間の食事は、洗っていない泥が付着し、皮も剥いていないジャガイモ、南瓜、トウガンなどをただ煮込んだものだった。ご飯は半煮えの状態で出された。人間に食べさせるとは思えない食事にも関わらず、一食15元を支払わなければならなかった。今回は7カ月以上不当に拘禁された。警察は尹さんに重刑を科そうと企んだが、証拠がないため失敗に終わった。そして、尹さんの親戚から9千元をゆすり取った後、釈放した。

 拘禁されている間、7アールの土地に植えつけたトウモロコシや水稲は実っても、収穫する人がいないため腐らせ、家で飼っていた鶏、アヒル、豚は仕方なく低価格で売らねばならなかった。今まで裕福な生活をしていた尹さん一家は、警察にゆすり取られるなどにより、数万元の借金をした。そのため、家屋は借金の返済に充てられた。尹さんと家族は警官の監視、尾行、脅迫などで私生活を妨害され続け、放浪生活を余儀なくされた。

  2010年6月4日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/5/26/224346.html

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