■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/06/05/mh061276.html 



法輪功修煉者の力強い発言に、裁判官は言葉を失う

(明慧日本)四川省昆明市は、干ばつによる暑い日が長く続き、人々はもうろうとしている。2010年5月24日、突然涼しくなり、午後に小雨が降り、人々も元気を取り戻した。昆明市の3人の法輪功修煉者は、正々堂々と、慈悲で穏やかな表情で昆明市中級法院(高等裁判所)の第一刑事法廷に出廷し、自己による「法輪功修煉の合法性」について弁護した。その立ち居振る舞いに傍聴者は感動を覚えた。傍聴者らは「今の弁護を聞いた神様も、感激の涙を流しているでしょうね!」と話したという。

 昆明市の法輪功修煉者の張美藍さん、彭素さんおよび劉容さんは、人が多く行き交う行天橋で「法輪大法がすばらしい」「『真・善・忍』は素晴らしい」「世界が真・善・忍を必要としている」と書かれた横断幕を掛けた。この行為は昆明市政府の役人らに恐怖を与えた。

 この3人の法輪功修煉者は女性で、うち2人は70歳代の女性であり、もう一人は手が不自由な女性。彼女たちは法輪功の修煉を通して健康を取り戻しただけでなく、「真・善・忍」に基づいて善い人になることを目指している。まさに張さんの夫が言ったように「妻は法輪功を修煉してから健康になり、私のあらゆる負担を減らしてくれました。今は家事もできるようになり、本当に素晴らしいことです! だから、私は妻の修煉に反対しません。」

 法輪功修煉者は誹謗中傷、残酷な迫害に面して、声を挙げることは許されない。しかし、この女性3人は勇敢にも立ち上がり、合法的な方法で自分の心の奥深くからの呼びかけを行った。

 「真・善・忍は素晴らしい」「法輪功がは素晴らしい」と表現したことで、この日の午後2時に法廷で審判を受けなければならなかった。3人の女性は水のように平静を保ち、慌てず、騒がず、裁判官の質問に答え、そして自己弁護した。

 検察官の朱林は、写真を指さしながら彭さんに聞いた。「この横断幕はおまえ達が掛けたのか?」彭さんは目を細くして、「はっきりと見えので、なんと書いているのか読んでくれませんか」と尋ねた。検察官は嫌々ながら「真・善・忍は素晴らしい」「法輪大法は素晴らしい」と読んだのである。

 彭さんは、「もう一つあるでしょう。『世界が真・善・忍を必要としている』」と聞くと、検察官は慌てて「ある! ある」と答えた。

 彭さんは、検察官に「真善忍は素晴らしいですか?」と聞いた。検察官は、ニッコリと笑った。

 検察官は、CD-ROMの写真を指さしながら、「この42枚のCD-ROMは、あなたが検察に引き渡したのか?」と尋ねた。

 彭さんは、「引き渡したのではなく、読んでもらいたいから、あなたに差し上げたもので、あなたに法輪功について知ってほしいからです。信じないのならば、まず見てください」と話すと、検察官は言葉を失った。

 張さんの言葉はもっと素朴で、ゆっくりと検察官に尋ねた。「あなたが検察官の朱林ですね? あなたたちは、真・善・忍が邪なものだと言っているのですか? 真・善・忍が良いもので、法輪大法も良いものなので、あなたは毎日念じてください。このようにすれば、あなた、またはあなたの家族にとって良いことがあるので、必ず覚えておいてください」 張さんは大声を出すことはなかったが、検察官の朱の心の奥底に届いたに違いない。

 劉さんは、中国の現行の法律の角度から、自分たちが行ったことの合法性について話した。「我が国の憲法には信仰の自由を記している。立法院は法輪功が邪教とは定めておらず、公安部が定めた14の邪教の中に法輪功は含まれていない。私たちの行為は合法である」

 3人の法輪功修煉者が共同で法廷に対して要求したのは「あなたたちは真・善・忍が邪というならば、どんなものが正なのか教えてください」

 このとき、裁判長の楊暁平・裁判員・書記・検察官の朱らは黙り込み、何も答えられなかった。3人が依頼した弁護士は話すチャンスもなく、1人の弁護士が公正な言葉を一言 「真・善・忍を学ぶことは間違っていない」と、話しただけだった。

 法廷の静けさの中で、3人の力強い言葉は、傍聴者の心の奥底に届いたことだろう。特に家族の人たちは安心した様子で、「私の家族は間違っていない」と話した。

 そして裁判官は休廷を宣告し、この後、3人は保釈され、家族と共に帰宅した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2010年6月5日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/5/28/224473.html

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