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遼寧省:長年迫害を受けた法輪功修煉者が死亡

(明慧日本)遼寧省義県の法輪功修煉者・魏書文さん(64歳女性)は、10数年にわたって迫害され、2010年5月15日に家で亡くなった。生前、彼女は2回労働教養を強いられたことがある。

 一、法輪功を修煉して多くの病が治った

 法輪功を修煉する前、魏さんは胃痛、吐き気、尿道炎、目まい、冠状動脈硬化など多くの病を患って、非常に苦しんでいた。1998年7月に法輪功を修煉してから、長年患っていた病がいつの間にかなくなった。そこで、彼女はいつも「法輪大法は素晴らしい」と皆に言っていた。

 二、北京で労働教養を強いられた

 2001年9月22日、魏さんと次男は北京へ陳情に行った。天安門広場で横断幕を広げて、「法輪大法は素晴らしい」と叫んだため、二人は警官に連行された。魏さんは北京市女子労動教養所に閉じ込められて、次男も北京で労働教養を強いられた。

 北京市女子労動教養所で、警官らは魏さんに対して、睡眠はく奪、トイレに行かせない、長時間同じ姿勢で立たせる、長時間の肉体労働をさせるなどの手段で迫害を加えた。魏さんは血糖値が上がり意識不明になって、病院に約40日間緊急措置をとられた。教養所は魏さんの家族に知らせず、魏さんに不明な薬物を注射した。2003年3月1日、とても病弱となった魏さんは次男と一緒に出所して、家に帰った。

 三、瀋陽市馬三家労動教養所で迫害に遭った

 魏さんは家に帰ってから4日目(3月5日)、派出所の警官4人は魏さんと夫(一般人)を連行した。老夫婦に「これから煉功しない」という保証書を書かせようとしたが、夫婦ともに拒否した。長男の妻が代わって書いて、やっと老夫婦は解放された。

 2003年7月12日、派出所の警官は老夫婦を留置場まで連行し、1カ月拘禁した。その後、魏さんは瀋陽市馬三家労動教養所に入れられ、1年半の強制労働改造を言い渡された。

 馬三家労動教養所は魏さんに対して、長時間立たされる、トイレに行かせない、睡眠はく奪などの手段で迫害した。そのほか、また肉体労働を強要した。労働に使用したテープは揮発性が強く、刺激的な匂いを持ち、のどと目が傷んだ。入所6カ月後、魏さんの体に深刻な病状が現れて、血糖値が上がり、危篤状態に陥った。労動教養所は責任を逃れるため、入所から8カ月後に魏さんを一時出所させた。

 四、絶えない恐喝、嫌がらせ

 家に帰った後、魏さんは法輪功の修煉を続けると、体は次第に健康になった。しかし、公安局は何度も家に突入して恐喝、嫌がらせを行った。心身ともに大きなダメージを受けた魏さんは記憶力が減退、聴覚障害が出て、痩せこけた。

 このようにして、10数年も続く肉体と精神両面の迫害を受けて、2010年5月15日、魏さんは他界した。遺体が火葬された後、家族が見た魏さんの背骨、頭蓋骨と脊椎はみな真っ黒だった。

 2010年6月6日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/6/5/224901.html

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