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いつでもどこでも真相を伝え 正々堂々と「三退」を勧める


文/山東省の大法弟子

(明慧日本)私の近所に、1998年から修煉を始めた年配の同修がいます。彼女はいつでも、どこでも、何をしていても法輪功の真相を伝えることを忘れません。では、中国旧暦の正月15日の彼女の行動を見てみましょう。

 彼女は子供たちに「ランタンを見に出かけます」と言って、自転車を押して家を出ました。しかし、自転車をずっと押したままで、歩きながら出会った人に真相を伝えていました。

 まず50代の老夫婦2人に出会いました。同修が「ランタンを見に行くのですか」と話しかけました。老夫婦は「そうですね」と答えました。「『三退』を知っていますか?」と同修が聞くと、夫婦は「知りません」と答えました。同修は簡単に『三退』および法輪大法が世界100カ国以上に広がっていることを話すと、老夫婦は「では、『三退』をしましょう。どうせ共産党の党籍を保留しても何の意味もないですから」と言いました。

 また、同修は2人の小学生に、「坊やたち、今より賢くて健康になりたいかな」と聞きました。子ども達は「もちろん」と答えました。「それなら、あなたたちが入った少年先鋒隊から脱退しましょう。少年先鋒隊員が首に巻いた赤いネッカチーフは、死人の血に染められたと共産党が言っているので、それが良いエネルギーを持つはずがないでしょう。脱退して、きっと体はもっと丈夫になりますよ」と説明しました。「おばちゃん、あなたの言うとおりにします。私たちを脱退させてくれますか」と子ども達は言いました。これで2人の小さな命が助かりました。

 歩いているうちに、道端で靴を売る露店を見かけました。同修は靴を見ながら店の人に話しかけて、2、3分の努力でその人にも「三退」してもらいました。もう少し歩くと、散歩している親子に出会いました。女の子は18、19歳ぐらいで、体に少し障害を持っています。同修は親子に「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じるようにと教えたら、母親は「知っています、知っています」と言いました。他の同修からすでに教えてもらったそうです。

 このようにして、ランタン祭りの場所に着いたら、すでに入場の受付時間が過ぎて入れませんでした。同修は少しも残念に思っておらず、もともとランタンを見るために来たのではなく、もっと多くの人と会えるよう、違う道で帰ろうとしました。

 この時間帯は、道の通行人はとても少ないのですが、閉まっていない店がまだあります。同修は店に入って、店員さんたちに真相を伝えました。店の前で孫を抱えたお爺さんを見かけました。同修が「おじいさん、お孫さん可愛いですね」と声をかけると、おじいさんも「そうですね、なんと可愛い子だろうね」と言いました。「おじいさんはかつて共産党組織に入ったことがありますか?」と聞くと、「私は共産党員ですよ」とおじいさんは答えました。同修は彼に法輪大法の素晴らしさと「三退」の重要さを教えました。最後に、おじいさんはあっさりと「孫のために、脱退しましょう」と言いました。

 一緒に来てくれた同修はずっと正念を発しています。その同修も食料品店に駆けつけて、店員さんに「三退」をしてもらいました。彼女たちは一緒に歩きながら「三退」を勧めて、ランタンを観ることなどとっくに忘れていました。 

 夏になると、彼女たちは納涼する人たちが集まりやすいところに行って、10数人に「三退」をしてもらいました。ただ1人おばあさんは黙々と帰りました。同修は、一人でも大切な命を救いたいので、おばあさんについて行って、真相を伝えました。おばあさんは、「私は真相を知っています、あなたたちが良い人だとも知っています。しかし、みんなと同じ団地に住んでいて、知られたら恥ずかしいです」と言いました。私は「では、ここで『三退』をしたらいかがですか?」と聞くと、おばあさんは「いいですよ」と返事しました。これで、諦めずにそのおばあさんについて行った結果、一人の命がまた救われました。

 時には、我々は「三退」を勧めた時、聞く側は内容を理解して納得したのですが、インターネットなどで脱退手続きをしてくださいと言われると、聞く側は難しく考え始めます。「神様はただあなたの心を見ます。神様に『私は脱退します』と言えば良いのです」と話してあげれば、聞く側はほっとして、難しく考えないでしょう。

 分別の心、恐れる心がなくて、優しい心しかありません。この同修は出かけると、いつも「ちょっと道を伺いたいのですが」、「すみません、人を間違えました」、「今日、偶然にあなたと出会えたのも縁ですね」、「以前、どこかであなたと会ったことはありませんか」などと会話を切り開いて、そして真相を伝えます。ある日、彼女は路上で昔の同僚とばったり会いました。その同僚と昔ケンカしたことがありますが、同修は、私は今「真・善・忍」を修めているので、戦う心、恨む心を取り除かないといけない、と心で決めました。彼女は「あら、あなたは本当にお若いですね」と声をかけました。「いやいや、もうすぐ70歳ですよ」と元同僚は答えました。二言三言の後、同修は「あなたの共産党員の身分を消しましょうか」と言うと、「どのように消せますか」と聞いてきました。同修は「神様に一言いえば良いのです。神様はただあなたの心を見ます」と説明しました。「しかし、私は未だに党費を納めていますが、毎月退職金から天引きされています」と元同僚は言いました。「それなら、強盗に奪われたと思いましょう」と同修が答えると、「あなたの話を聞いたら、なぜか私の心の中は明るくなりましたね」と元同僚は言いました。そして、奥さんにもぜひ「三退」のことを伝えようと、同修は彼に提案しました。このようにして、同修は昔の「宿敵」を救いました。

 またある日、同修は結婚披露宴に参加して、食事中に13人に「三退」してもらいました。自転車を押して帰ろうとする時、ホテルの入り口で立っている警備員を見かけて、同修は「お兄さん、1カ月いくら給料をもらえますか」と声をかけると、「1000元(日本円で2万円弱に相当)ぐらいです」と警備員は答えました。「一日どれくらいこのように立つのですか」と同修が聞くと、「一日13時間です」ということでした。「今の共産党官僚は収賄、汚職、愛人づくり、何でもやっていますが、ただ民の福祉・生死に何の関心も寄せません。神様は共産党を滅ぼそうとしています。あなたが入った党の全ての組織から脱退しませんか。脱退すれば、あなた本人にもご家族にも良いですよ」と伝えました。警備員は「そうですね。その通りだと思います。では脱退に同意します。ありがとうございます!」と言いました。

 時には凶悪な人にも会います。ある日、ある軍人に真相を言った時、軍人は110番で通報しようとしました。同修は正念を発しながら、「止めてください。私はただあなたを救いたくて、脱退するかしないかはあなた自身の選択です。あなたから何かを奪ったわけでもないし、通報して私を害する必要はありますか? 善悪の因果応報があるので、このようにするとあなたに良くないですよ」と言いました。同修の善に感動して、軍人の怒りが少しずつ収まって、通報はしませんでした。

 このように、この同修はいつでもどこでも真相を伝え、正々堂々と「三退」を勧めています。彼女は出会える全ての人、宅急便、ガス会社、水道局、冷蔵庫修理、ゴミ拾い・・・。一人も見逃さずに「三退」を勧めています。脱退しない人にも、法輪大法の素晴らしさを教えてあげます。彼女の勧めで「三退」をした人数は非常に多いですが、具体的人数を聞くと、「私は人数を数えていません。ただいつも私が救った人はまだまだ少ないと痛感しています。師父が私たちにこれほどたくさん良いものをくださっているので、私たちは師父の期待に背かない、それに『正法時期の大法弟子』の称号に背かないようにしなければなりません」と同修は言いました。

 2010年6月9日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/5/23/224141.html

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