遼寧省:法輪功修煉者が8年の不当判決の後、刑務所で拷問され衰弱
(明慧日本)遼寧省営口市の法輪功修煉者・範学斌さんは2007年、営口市駅前区裁判所に8年の不当判決を下された。大連市の南関嶺刑務所に拘禁された後、盤錦刑務所三監区に移送された。範さんはこの刑務所で厳しい拷問を加えられ、きわめて衰弱している。
範さんは営口市駅前区の製紙工場の近くに在住。2007年1月29日の朝、自宅で市公安局の警官に強制連行され、家のパソコンなどを没収された。
範さんは貧しい生活をしていた。連行される前、スチーム暖房の仕事の安い給料で生活を維持していた。家には脳に障害を持つ姉がおり、自立した生活ができず、若い範さんは姉の世話をしながら生活していた。範さんは「真・善・忍」に基づいて自分を律し、人に優しく接していた。
しかし、善良で若い範さんは8年の判決を下された。2007年6月20日午前9時、営口市駅前区裁判所は範さんに対し不当な裁判を行った。もともと背が高くて健康な範さんは、5カ月近く拘禁されて、さまざまな拷問を加えられ、やせこけて顔も別人のようになり、歩く力さえもなくなって、支えられて出廷した。このような状態にもかかわらず、範さんは手錠と重い足かせをかけられていた。裁判で範さんは終始正義を説き、検察官、裁判官に対して法輪功の真相を伝えた。検察官、裁判官たちはすでに自分たちが道理に合っていないと知っているようでしどろもどろであった。
2008年5月25日、範さんは監視役の4〜5人の受刑者に殴打され、肋骨を痛めた。トイレへ行くにも人手を借りなければならなかった。
2009年10月11日、範さんは再び激しく殴打されて負傷した。歩けなくなり、長い時間をかけてやっと回復したという。
2010年1月10日、範さんはまた監視役の受刑者に殴打された。この3年あまり、厳しい迫害を度々受けてきた範さんは、迫害に強く抗議した。それでも範さんは足かせをかけられ、いっそう厳しい迫害を受け続けているという。
2010年6月11日
(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/6/1/224680.html)
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