「真・善・忍」に従って、テナント管理をしっかり行う(三)
(明慧日本)
四、修煉者は名、利、情を放下する
商業ビルはますます繁栄して、人気がますます高まっていたため、本社は業務を拡大して、もう一つの商業区域の経営権を手に入れました。それにより、本社が儲かっただけでなく、社員の収入も増えました。しかし、近所の某スーパーの所有者は裏手段で政府を動かして、私たちの商業ビルの中の一部の問屋を彼のスーパーに移させました。
10数年力を注いで育成した市場の一部分を奪い取られたのを見て、私の心の穏やかさはどうしても保てなくなっていました。みんなの利益と市場の一体性を守るため、私もコネを動かして、賄賂などをしました。
何日かこのような裏手段を使った後、ふと「これは間違っているのではないか? 私は大法弟子ですよ。どうして利益のために人と争ったりしているのか。自然に任せるべき」と思いつきました。それで私は全ての「活動」を停止しました。
しかし、事態は劇的に変化しました。我々のビルの問屋は今のところから離れたくないと何度も集団陳情に行きました。毎日こちらのビルに戻ってくる問屋がいて、公安局の都市管理中隊は両方のビルに駐屯しても事態が収まりません。結局、無理に移された問屋は政府から許可をもらって、全部こちらのビルに戻ってきました。
五、会社の同僚一同 公安の定期訪問を拒否
公安局は釈放された大法弟子に対して、毎年恒例でいわゆる「定期訪問」を行います。公安局が私を「訪問」に来た時、会社の同僚と問屋はみなとても緊張していました。対応に行った人もいるし、急いで私に電話をかけて、事務所に戻らないようにと教えてくれる人もいて、やっと安心して仕事ができるようになった途端にあなたたちがまた来た、と警官に文句を言う人もいます。警官が彼らに私の電話番号を尋ねると、誰もが知らないと答えました。警官は、マネージャーの電話番号を知らない会社がどこにあるかと言って撤収しました。
事後、私が公安局に電話をかけたら、私たちが行くだけでこんなに大きい反響が起こると思わなかった、と警官が言いました。「あなたたちがしたことがどんな事かによります。私は良い人ですから」と私は言いました。
年末、本社の「管理経験総括交流会」で、各管理スタッフは、制度によって管理すれば、とても疲れるほか良い効果を収められず、一方、正義を守って人に「善」を教えれば、半分の労力で倍の成果をあげられる、と全員が言っていました。
「マネジメント」のことは簡単でもあります。現代人のすることはすべて名、利、情のためではないでしょうか。私たちの日々の管理に「真・善・忍」を導入すれば、きっと「無為にして治す(何もしないで天下が治まる)」、和気あいあいとなります。
(完)
2010年6月13日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/5/21/223939.html)
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