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新しい修煉者の心からの声(四)


文/中国の大法弟子

(明慧日本)

 理性をもって、発正念をする

 師父がおっしゃった三つのことのうち、発正念についてはだらだらしていたので恥ずかしく思います。師父は私が努力しないのを見て、励ますために何回か発正念をして起きた現象を見せてくださいました。

 明慧週刊で、同修が中共の赤い旗に対して発正念をして起きた奇跡を書いた文書を見て、私も毎日通る政府の門の前にある赤い旗に対して、「開いてはならない」と発正念をしていました。何の効果があるのかと思いながら、師父がおっしゃった「大法弟子の正念は威力あるものである」(『精進要旨二』)のように、作用がないと疑わない、求める心を持って発正念をしないといけない決めました。

 毎回ただ正念を発して、何も考えないようにしています。政府の前を通るたびに発正念をし、何日経ったかは分かりませんが、ある日の夜、政府の前を通る時に発正念の準備をしようとしていると、二人が旗をいじっているのを見ました。ロープが切れのたか、旗竿が壊れたのかと思いましたが、二人は旗を上げ下げしているのを見ました。上げた旗はいつも下を向き風に揺れないので何度も調整していました。やっと、なぜそうなったかが分かりました。発正念の威力だと分かったのです。

 建党記念日が近づいたとき、いつも通る広場で中共の合唱会を開催することになりました。中共の歌は多くの衆生を害毒するので、「徹底的に広場の別空間の一切の共産党の生命の邪悪な要素を取り除き、開催させない、衆生が見ないように」と発正念をしました。建党記念日のときは、暴風が吹き、広場周辺の合唱会の宣伝パネルが倒れ、合唱会の関係者が会場を片づけて帰りました。

 家の向かいに、コンクリートでできている高いパネルに中共のスローガンの広告が貼ってあり、毎日どのぐらいの人が毒害を受けているだろう、あってはならないと思いました。しかし、前回は風で飛ばされたが、今回はコンクリートに貼ってあるのでどうすればいいかと思いました。

 関係ない、毎日それに向かって発正念すると決心しました。「他空間で衆生を毒害する一切の邪悪要素を取り除く」と発正念をしていました。いつの間にか、ある日顔を上げたら、コンクリートに普通の商業広告が貼られていました。

 この数件の出来事で発正念の威力を目にし、もっと発正念を重視するようになりました。師父がおっしゃった発正念の重要性を深く感じるとことができました。

 発正念は別空間が衆生に対する作用を軽減するためにあります。別空間の邪悪要素の作用がなければ、大法弟子がもっと衆生を救い済度しやすくなります。

 知恵を開き、真相を伝える

 私は同修に真相を伝えるとき、まず「真、善、忍」を話してから、法輪功を話すよう伝えました。そうすると、人は「真、善、忍」を認めながら、徐々に法輪功を受け入れるようになります。「真、善、忍」は人が従うべき真理ですから、反対する人はいません。

 中共は法輪功をテレビ、新聞でレッテルを貼り、濡れ衣を着せられているが、法輪功が「真、善、忍」を唱えていることを言えません。ですから、真相を知らない人々の頭の中に法輪功に対して良くない印象が焼き付いています。

 人々は「真、善、忍」を受け入れたら、必然的に頭から良くない考えが消えます。なぜなら「真、善、忍」は法理だからです。話した後、同修は「師父があなたの口を借りて、私を悟らせてくださいました」と言いました。実際、私は法から知恵が開かれています。五年間、私はずっとこの方法で真相を伝え、法を実証して、多くの縁のある人を救いました。

 ある日、田舎から帰ってくるとき、バス停から家までしばらく歩かなければなりません。バス停から降りたら、一緒に降りた若者は「列車の駅はどこだ」と尋ねました。私は「列車の駅の隣に住んでいますので、一緒に行きましょう」と言って一緒に歩きながら、会話を始めました。

 私は数年来、ある癖をつけました。真相を伝えたことがない人に会うと、誰に対しても、機会を探して真相を伝えています。この若者も例外ではありません。何から話したら良いか悩みました。まずどこに行くのか、何の仕事をしているのか、何歳かと聞きました。彼は警察官だと答えました。私はびっくりして恐怖心が湧きました。真相を伝えるか伝えないか、葛藤しました。

 師父は次のようにおっしゃいました。「あなたがスパイであっても、他の仕事をする人であっても、私はあなたを人間として見ています。あなたはまず人間であり、ただ仕事が違うだけです」(『各地での説法三』「大ニューヨーク地区法会での説法と法の解説」)伝えなければならない、彼に機会を与えなければならないと思いました。「真、善、忍」から話し始めました。「『真、善、忍』に従うことで、家庭は円満になり、仕事も順調に行きます」と伝えました。彼はとても嬉しそうに受け入れて、感謝を言いました。このとき私は「真、善、忍」の由来を話し始めました。

 (続く)

 2010年6月16日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/4/17/221647.html
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/4/30/116561.html

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