四川省:法輪功修煉者が迫害され死亡
(明慧日本)四川省簡陽市の年配の法輪功修煉者・張国棟さんは、中共(中国共産党)の長期にわたる迫害により、2009年12月11日に死亡した。享年74歳だった。
張さんは、1996年10月から法輪功の修煉を始め、成都市に住む息子と同居していた。1999年7.20以後、当地の警察は幾度も張さんを強制連行して拘留し、金銭をゆすり取った。そして、新都市「610弁公室」は簡陽市「610弁公室」と結託して張さんの息子に対し、父親を生まれ故郷の簡陽市に戻すよう強要した。
2005年2月、張さんは真相資料を街中に貼り付けていたとき、目撃者に通報され、駆けつけた警官に強制連行された。警察は張さんの行為をネットに告示し、息子さん宅を強制捜査した。張さんは20時間以上拘束され、息子はお金を支払い釈放された。
張さんは故郷に戻っても、落ち着いて生活ができなかった。当地の警官がたびたび張さん宅に行っては私生活を妨害し、脅迫などをし、近隣の人に監視させていた。張さんは精神的なストレスにより、心身ともに大きなダメージを受け、高血圧にかかった。
成都市の政治法律委員会、「610弁公室」、社会治安総治理委員会、司法局は共同で、過去二度大規模な強制連行を行い、市内に在住の法輪功修煉者の多くを強制連行し、洗脳班に送り迫害を加えていた。2001年11月に30人以上、2002年9月にも30数人の法輪功修煉者を強制連行した。洗脳班で4カ月にわたる迫害の中で、長時間にわたって立たせたままにさせる、手錠をかける、軍隊訓練、鋭い釘先のついている棍棒で滅多打ちにするなどの酷刑を加えた。警察は法輪功修煉者を肉体的に迫害するほか、金銭的にゆすり取り、少くて3000元、多くて12000元をゆすりとられ、さらにバイクなどの私有財産を没収されたという。
2010年6月18日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/6/4/224855.html)
|