■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/06/21/mh222515.html 



イタリア:神韻がトリノに衝撃を与える(写真)

(明慧日本)イタリアの北部トリノで2010年6月8、9日に行われた神韻巡回芸術団の2回公演が、多くの観衆に感動を与えた。人々は優美な舞踊・中国と西洋の楽器の融合した独特の演奏・先端技術を駆使して作ったバックスクリーン及び舞台の絢爛な色彩に賛嘆を惜しまなかった。その背後に潜めた深い内容にさらに感動したという。

 文化部の官僚「神韻が精神レベルを向上させる」

文化部の官僚 ロサ・アンナ・コスタさん

 コスタさんはピエモンテ州政府の主席ロベルト・コタさんを代表して、神韻を鑑賞し、そして鑑賞後、神韻のアーティスト達に感謝の意を表した。

 ダンスをするのが好きなコスタさんは、神韻のダンサー達の究極の技に非常に感心し、神韻公演が観衆の心の奥まで伝わっていると高く評価した。「私はこの公演を鑑賞することをとても光栄に思います。この美しく精彩な舞台は、芸術性或いは公演の内容などどれも申し分がありません。公演が一つのメッセージをはっきりと伝えていると感じました。舞踊とバックスクリーンの見事な組み合わせで、さらに深い精神的なものを描き出していて、観衆に深い感動を与えました。ダンサー達は舞踊を通して、観衆の魂を揺すぶり、色彩と全体との取れた芸術で、心が暖められる舞台効果をもたらしたため、観衆の精神を昇華させることができたのです。これはとても大事なことだと思います」

 作曲家「公演が中国伝統文化の輝きを表現した」

イタリアの作曲家アントニオ・ジュリオ・プリオーロさん

 プリオーロさんは神韻公演を鑑賞するため、700キロ離れたイタリア南部の都市ローマからわざわざ飛行機に乗ってきたという。鑑賞後、初めて伝統的な中国人を見たと感激した。

 作曲家であるプリオーロさんは、神韻の中国と西洋の楽器の融合した独特な演奏にとても感心した。「中国と西洋の楽器を一つの楽団に集めて演奏することがとても優れたアイデアです。このような融合した文化に不思議な魅力を感じます」

 二胡の演奏も彼に強い印象を残した。「素晴らしかったです。二胡の演奏を初めて聴きました。バイオリンと似た所があるのです。2本の弦がこんなに大きい音を出すのが意外でした。しかも、豊かな音楽表情と動感を表すこともでき、とても凄いです。夢中にさせられました。奏者が強い印象を残してくれました」

 彼に感心させたのは高い芸術性だけでなく、その背後にある深い内容にも感心した。「この公演に異なる観衆は異なる価値観を感じ取ることができます。舞踊や音楽またそのバックスクリーン映像などの芸術性の高さを備えているだけでなく、公演が中国伝統文化の偉大な輝きと平和のメッセージを届けてくれたのです。どの角度から見ても、この公演が傑出しています。私は伝わってきた様々なメッセージにも好きです。特に、今の中国国内での迫害のことに言及したのは、とてもいいことです」

 レジオ劇場の理事「公演が世界各地に自由のメッセージを届ける」

Vittorio Sette理事

 イタリア共和国の騎士と呼ばれるトリノ王立レジオ劇場の理事Vittorio Setteさんは、神韻が世界の各地に自由のメッセージを届けていて、これほど優秀な舞台だと知らなかったという。ただ、物質のために生きるのは全く意義のないことも指摘した。

 「私は敬虔なローマ教徒で、中国とマカオに行ったことがあり、そこでは宗教の信仰の自由がないことを察知しました。しかし、宗教への信仰がなければ、生きることができません。物質だけのために生きるのは意義のないことだと思います。公演から信仰に関する最高な内容を観ることができて、非常に嬉しかったです。もちろん、すべての演目が素晴らしかったです」

 「今日、私は15人の友人を連れてきたので、とても良かったです。これからさらに多くの人に薦め、この貴重なチャンスを見逃さないようにと伝えたいです」と、また観ていない自分の友人が次回の公演を観に来れるようにと願っていた。

 レジオ劇場の副総裁「神韻は普遍的な価値観を伝えている」

 副総裁のジョヴァンニ・サネッティ教授は夫人と共に一緒に神韻を鑑賞し、神韻が真の芸術だと賛嘆した。「イタリア人は舞台芸術に非常に厳しく、しかし、今晩の観衆の反響が非常に大きいです。イタリア人が真の芸術に出会った時こそ、このような反響が現れるのです」

 教授は、神韻が普遍的な価値観を伝えていると認識していた。「振り付けや色彩及び他の方面のすべての協調が非常によく取れました。公演が2つのメッセージを伝えています。一つは平和、もう一つは価値観です。舞台から芸術家達の職業精神と芸術レベルの高さも伺えることができます。西洋社会の物質至上主義と極端に走る消費の意識の中で、このような古くからの質朴さの価値観がだんだんと薄れていき、忘れ去られました。神韻が伝わった普遍的な価値観が私達の社会にも存在すべきものです」

 また、神韻の表現力にも魅せられたという。「芸術の角度から見れば、表現された女性の優雅さとしなやかさは凡俗を超越しており、とても大好きです。私達のテレビで見たものと全くと違っていました」

 神韻の独特な風格のある曲に享受できたと称賛した。「舞踊がとても優美である以外にも、音楽も独特性を持っているのです。伝統的でしかも地域の風俗を反映しており、私達の欧州人のよく知っている音楽と大きく違っているが、でもこの音楽を聴くのが一つの享受となりました」

 文化委員会の主席「神韻は人々に精神的な向上を求めるべきだと教えている」

トリノ文化委員会の主席Luca Cassianiさん

 Luca Cassianiさんは、トリノのSergio Chiamparino市長を代表して神韻を鑑賞に来た。神韻がトリノのレジオ劇場で上演することを光栄に思うと述べ、トリノでも多くの中国人がおり、神韻公演がマルチカルチャーに貢献していると称えた。

 文化委員会の主席を6年務めているCassianiさんは、神韻が全く新しい経験をもたらしてくれたと語った。「今までこれほどの壮麗な公演を観たことがありません。非凡な芸術家達が非凡な公演を作り出したのです。とてもいい経験をさせてもらいました」

 イタリアの公演を終えると、神韻巡回芸術団は6月14〜16日、ポーランドで欧州巡回公演の最終の3回公演を行う予定である。

 2010年6月21日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/6/14/225368.html

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