外に出て真相を伝え、人を救うことは本当に素晴らしい
(明慧日本)最近、私は外に出て真相を伝えるにあたって、一歩大きく前進しました。当然、良くやっている同修と比べるとまだまだですが、以前の自分と比べると大きく進歩しました。師を助けて法を正し、衆生を救い済度することはどんなに幸運なことでしょう。
最初、私は真相を伝えることがうまくできず、家族、或いは親戚に真相を伝えると、常に高度なことを言ってしまい、その効果はあまりよくありませんでした。あとで後悔し、意気消沈してしまいました。また、外に出て三退を勧めても聞いてくれませんでした。私はとても焦りました。内に向けて探すと、顕示心と歓喜心とが作用しており、邪悪に隙に乗じられてしまい、時には理性を失っていました。原因は主に、学法を形式的に行っており、本当に心を込めて学んでいなかったからです。
最近、私は毎日『転法輪』を学ぶ以外に、師父の『広州での説法』の録音を聞き、また師父のここ数年の説法も系統的に学んでいます。そうすると、外に出て真相を伝えることがやりやすくなりました。場合によっては、道であるいは、買い物をする時に出会った人に、少し説明するだけですぐ三退しました。また中国共産党の組織に入っていなかった人、または真相を受入れてくれる人に出会って、大法のお守りを渡すと、相手は往々にしてすんなりと受け取り、私に感謝しました。
ある朝、私は自転車に乗り、湖の傍にある山の前に行き、真相を伝えました。そこにはとても多くの観光客がいました。私が着いた時、2人のお婆さんがちょうど私の傍に来て、話をしながら道の傍にある石の上に座りました。とても和やかな人に見えました。私は、これは師父が連れて来てくださった縁のある人だ、必ずお婆さんたちを救い済度しなければと思いました。
私は自転車を止めてから、いつでも話かけられるように、そのお婆さんたちの傍に座りました。向こう側に座っているおばあさんが、脚が痛いのですがどうすればよいのかと聞きました。私はすぐその話に答えました。すると、私の傍のおばあさんが、私に年を聞き、私が実際の年齢よりも10歳若くみえると言い、また私もよい人に見えると言いました。その時、トラックが一台走って来て、山に登ろうとして、私たちが座っているのが邪魔になると言いました。私たちは笑いながら立ち上がりました。
私は2人のおばあさんと一緒に道に沿って歩いていきました。周囲には人が少なくなりました。私はおばあさんたちに「法輪大法は素晴らしい」と念じるようにと伝え、大法のお守りを一つずつ渡しました。2人は手に取り、嬉しそうに見ていました。自分たちがもし字が読めたら、どんなにによいことかと言っていました。私は2人に文字を指差しながら、読み方を教えました。脚の痛くない方のおばあさんはとても真剣に読み上げ、必ず常に読むと言いました。私はまたもう1人のお婆さんにも一字一字教えました。2人はとても真剣に読みました。もう70歳すぎで、青年団にも少先隊にも加入していませんでした。そのお婆さんはもう10年以上脚の痛みが続き、多くの薬を飲んでも効き目がなかったそうです。私は、真心から「法輪大法は素晴らしい」と念じれば、これから良くなると伝えました。2人は何度も私に感謝しました。私は2人と別れる時、元気で長生きでき、万事が順調であるよう祈りました。2人もまた私に会えることを望んでいました。私は心の中でとてもうれしく思いました。人を救うことは本当に素晴らしいことです。
帰り道、私はまた数人の老人に真相を伝えましたが、彼らは何の反応もなく、お守りも受け取ってくれませんでした。おそらく先ほど私に歓喜心が生じたからだと思いました。その後、大通りを中年女性が1人で歩いているのが見え、私は彼女から数メートル離れた所で自転車から降り、追いついて行きながら、声をかけました。その女性は後ろを振り返り、私にどうして自転車に乗らないかと聞いてきました。また自転車のかごの中の野菜をじっと見ていましたが、その目つきはちょっと凶悪でした。彼女はまた私にどこで仕事をしているのか、給料はいくらかと聞いてきましたが、口調は優しくありませんでした。私はとても反感を覚え、彼女に真相を伝えることを断念し、あまり長く話さず、すぐ彼女と別れました。
私は歩きながら、先ほどの自分は良くなかったと思いました。たとえ悪人であっても慈悲の心を持って対処すべきでした。もし、彼女が法輪功修煉者に対する迫害に加担していたのであれば、再び迫害に参与しないように伝えるべきでした。衆生はみな法のためにやって来ているのです。もしかして、彼女は前世の幾世の中では悪くない生命だったかも知れません。私に出会った以上、善の心で対処すべきでした。
今後、私は人間的にもっと大きくなり、縁のある人をもっと多く救いたいと思います。
2010年6月24日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/6/20/225699.html)
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