自分の役割をしっかり演じる
文/オーストラリアの大法弟子
(明慧日本)私は大法を修煉して2年しか経たない新しい学習者です。師父は慈悲に私を加護してくださり、修煉の道を按排してくださいました。修煉してからすぐに中国を出て海外に来たので、法を実証することに抵抗がありません。最初に接触した人は評判のよい協調人だったので、私は海外で法を実証する環境の中でずっと「すべてのことは大法の為」という信念を抱えて、捨てることを惜しみませんでした。いろいろ魔難に遭いましたが、その程度も私が受けられる範囲でした。
先月神韻芸術団が我が地区で公演しました。私は西洋人の同修に依頼する心があり、安逸心に左右されたため、最初、神韻の宣伝に自分の力を100%出していませんでした。公演の1カ月前になっても20%のチケットしか売れていませんでした。同修と交流してから、私はやっと真に動くようになりました。この時はちょうど学校の試験と重なり、その試験が合格すれば卒業でしたが、しかし神韻もその時に終わるのです。この状況の緊急さを意識した時点で私は直ぐに神韻が第一で、全力で神韻の宣伝に行かねばならないと思いました。
毎日10センチのハイヒールを履いて、12時間歩き、2、3時間しか寝なかったのですが、私はいつも元気でした。「あなたはまっすぐに立つこともできなかったのに相変わらず笑顔でいる、どうしてなの?」 と同修に聞かれたこともあります。実は師父が加持してくださっているのです。その期間、私は煉功するたびに強烈なエネルギーを感じて、全身の毛穴も拡張しているように気持ちよく、そして法理を悟ったら全身が震えて幸福な気がしました。同修との意見が異なる時もありますが、師父の「拳」に関する法理をよく思い出します。同修達が皆自分のことを控えてみんなで「拳」になるように協力し合えば、邪悪を消滅することができます、反って皆各自を主張しすぎて、自己を実証するならば、1本の指にしかなりません。邪悪を消滅するにも力不足です。
2年間神韻の宣伝に参与する中で、毎回自分がよく成長して、毎回いろいろ体得が得られたことがとても印象的です。師父の新しい弟子に対するご加護もあると思いました。毎日師父に線香をさしあげる時に師父の慈悲な顔を見て、師父が私達大法弟子の成長を待っておられるのだと感じます。
宇宙のすべては師父に作られたものであり、師父には出来ない事がないのです。しかし、なぜ偶に縁のある人と会ってなかなか救い済度することが出来ないのでしょうか? 一部の人は神韻の会場に入ることが出来ません。それは私がよく修めておらず、自分の容量が足りないので衆生を収容することが出来ないのだと思いました。いつもここまで考えて、師父の苦心を無駄にしたと深く反省します。私は絶対に自分を修めて、自分のよくない執着心を無くしていきたいと思います。その執着は私ではなく、それはいらないという一念があれば、きっと師父に助けていただけると信じています。
今の私は法を実証するメディアの専属営業マンになっており、師父のご加護をよく感じます。以前は時間次第で、時間がない時に来なくて、広告の営業は、出来たらプラスアルファで出来なくてもかまわないという心理でした。今は自分の基本生活にも関わるため全力で自分を修めなければならず、マーケティングをしっかり行わなければなりません。
自分にあまり自信が無い時によく師父はご啓示をくださいます。最初私は自分の英語に自信がなく、営業に経験がないため大きい客に対面する勇気がありませんでした。そこで実力のある客と出会い、2人のマネージャーに対面して私は絶えず英語で真相を伝え、帰り道はとても生き生きしていました。師父は私に自信を持たせ、言葉の障害をこえて正しい行いをすれば神々が助けると啓示されました。大法弟子の行いは神がやっていることなので、ひたすらやればよいのです。
営業の中で、自分自身の心を真に放下することさえできれば、なにを言っても客が聞いてくれるのです。今の私はまだまだ私心があります。普段2千ドルの契約に対して自分の歩合がいくらかを余り考えていないので、現段階はこの金額の客ばかりです。同修と交流する時に、営業として大胆に計画をたてて実施しなければなりません、全世界範囲の広告を目標にして、100万ドルレベルの客に絞らなければならないと言いました。話を聞いてどうやって客を取れるのかと考えながら、突然、「100万の契約が取れたらどれだけの歩合があるのか」という念が起きてしまいました。これは私心です、今の段階ではまだまだできず、着実に修煉し執着をなくして、いつか100万の広告の契約を取れても動じないようになれば、師父が按排されるのだと思いました。
私の外観のイメージは営業に向いているとよく言われています。しかし大法弟子のすべては大法から授けられたものであり、法を実証することに使うべきです。一人ひとりの役割が違いますが、師父に監督されているこの舞台に100%力を出して自分の役割を演じなければならないと思いました。
私の経験を書き出して特に海外にいる若い同修と分かち合いたいと思います。皆の事情はそれぞれですが、各自自分の生活の為に奔走し、各自の学業に追われているかもしれませんが、今の段階では主流社会に真相を伝えるために、各自自分の長所を利用して法を正す進展について行けるように頑張りましょう。
次元が限られており、不足のところはご指摘下さい。
2010年6月25日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/6/15/225413.html)
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