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広東省:茂名市の法輪功修煉者4人が不当判決を下される

(明慧日本)広東省茂名市の茂南区人民検察院、裁判所は罪名をでっち上げて2010年5月20日、法輪功修煉者・盧洪飛さんに15年、李建さんに12年、成麗さんに11年、張偉容さんに6年の不当判決を言い渡した。

 開廷を参与したのは、裁判長の李志強、審判員の温国尭、代理審判員の伍岳媚、書記係の陳沢涛である。

 裁判でいわゆる罪の「証拠」としては、法輪功修煉者たちが借りた家にいくつかの法輪功の関連書籍、法輪功の真相資料、パソコンで閲覧した法輪功サイトなど。判決の理由としては、法律で法輪功修煉者の行為と無関係の刑法の第300条の第1番で、弁護士界でも無関係とされている。

 盧洪飛さん、李建さん、成麗さん、張偉容さんは、他の法輪功修煉者と同じように、法輪功を修煉し、「真・善・忍」の原則に基づき、自分を高めてきた。例え、法輪功修煉者が作った法輪功の真相資料でも、中国の現在の法律で許可される範囲である。しかし、法輪功を修煉しているという理由で、法輪功修煉者は迫害を受けている。今回のことは、中共当局が計画したことで、2009年9月24日連行された。同じ日に連行された梁少琳さんは、その後の情況が不明となっている。

 盧洪飛さん(48歳女性)は、茂名市に在住。自分の信仰を堅持したため、2000年に15日間にわたり拘留された。その後、中共の関係者は常に盧さんの家に嫌がらせをしに行っていた。それらの嫌がらせを避けるため、盧さんは数年家に帰れなかった。現在、盧さんの中学校の娘は、幼い時期から警官に数回にわたって家を差し押さえられたり、恐喝されたりの行為を目の当たりにして、母親の加護も得られなく、精神的に傷つけられた。今回、母親が無実の罪で15年の判決を言い渡されることを知ったら、彼女は耐えることができないだろう。

 李建さん(31歳男性)は、茂港区に在住。2001年北京に法輪功の陳情にいった。そのため、1年の労働教養を科された。2002年、帰宅して仕事を見つけたばかりにも関わらず、警官に「十六大」(中国共産党の第16回の大会のこと)がまもなく開かれるという理由で、茂名洗脳班に入れられた。李さんは信仰を放棄する保証書にサインしなかったため、 また労働教養を科された。三水労働教養所に李さんは屈せず、満期になって、また茂名「610弁公室」に茂名洗脳班へ入れられた。李さんは断食によって迫害に抗議した。それから10数日後、李さんは釈放された。しかし、李さんが家へ帰っても警官に嫌がらせを受け、李さんは家を出るしかなかった。家には、年老いた両親がいつも李さんのことを心配している。今回、李さんは連行された後、母親が「610弁公室」に行き、李さんの釈放を求めたが、彼らは今度のことは自分たちと関係ないと答えた。悲しむ李さんの母親はただ善良な息子が一日も早く帰ってくることを祈るしかない。

 張偉容さん(54歳女性)は、茂名市に在住。夫を早くに亡くし、苦しい生活を送りながらも二人の子供を育てた。苦しい生活が続いたため、張さんはいろいろな病気を持っていた。しかし、法輪功の修煉で心身ともに健康を取り戻した。2001年、法輪功の陳情をしに行ったため、1年の労働教養を科された。現在、張さんの二人の息子は大人になり、母が迫害をうけているため、恩返しをしたくてもできない。

 成麗さん(43歳女性)は、信宜市に在住。他の3人と一緒に連行された。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2010年6月26日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/6/10/225170.html
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/6/19/117932.html

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