中国共産党「610弁公室」の組織構成についての分析(四)
(明慧日本)
四、「610」組織は外部向けに異なる名称を使用
「610弁公室」は共産党の党務機関で、中国共産党は法輪功を迫害するために専ら設置した専門機関である。地方の「610弁公室」は普通、現地の党委員会管轄の政治・法律委員会に属する。
「610弁公室」は全国の法輪功迫害を指揮し、協調する役目を果たしている。この「弁公室」が何回も調整、強化と改名を経て、現在、依然として「スーパー権力」を持っている。今、その管轄範囲は共産党を信仰しない宗教団体と気功組織にまで拡大している。
| 画像3:山西省晋城市陵川県の組織編制委員会の公文 |
「610弁公室」の評判があまりに悪いため、中国共産党は世間の目をくらますため、「邪教問題防止対処本部事務局」という別名をつけたのだが、実質は変わっておらず、「610」の名称は共産党内部でずっと変わっていない。例えば画像3のように、山西省陵川県組織編制委員会は「610弁公室」は外部向けに2つの名称を使用する。一つは陵川県党委員会の「中国共産党陵川県委員会邪教問題防止対処本部事務局」で、もう一つは「陵川県邪教問題防止対処本部事務局」、内部では依然として「陵川県委員会610弁公室」と呼んでいる。
2010年6月27日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/6/13/225361.html)
明慧ネット:jp.minghui.org
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