■日本明慧
http://jp.minghui.org/2010/06/27/mh283686.html
胡主席の「歓迎隊」、オタワで真相を知る(写真)
(明慧日本)胡錦涛主席がカナダの首都を訪問した翌日の2010年6月24日、中国の大使館は学生と華僑を駆り立てて、大きな歓迎ムードで法輪功の迫害を反対する声を抹消しようと企んでいた。しかし、総督府でも国会でも、法輪功の迫害を反対する声が絶えることがなかった。
国会前で悪意を持って挑んできた挑発に、法輪功修煉者が平和な態度で対応し、スピーカーで各地から集まってきた「歓迎隊」の中国人に法輪功の真相を伝えていた。
カナダの国会前で迫害への反対の横断幕を掲げる法輪功修煉者
迫害への反対ムードの中で、総督府に到着する胡主席の一行
カナダ連邦警察「中国政府が彼らの変わりに支払うから」
24日、胡錦涛一行が午前の10時半ごろ総督府に到着し、胡主席が総督と会談した。24日明け方、総督府の向かい側のSussex Dr.通りで待っていた法輪功修煉者が、再び対面から来た胡錦涛一行に「法輪大法は素晴らしい」「法輪功への迫害を停止せよ」「江沢民、羅幹、劉京、周永康を法律に従って処罰せよ」と大声で伝えた。
法輪大法学会の代表・李迅氏の話によると、中国大使館の作り上げた「歓迎隊」は22日夜、総督府の前の場所を全部占領した。しかし、24日の明け方になると、警察がかれらのやり方を認めず、占領された一部の場所を法輪功修煉者に与えた。李氏「大使館が歓迎隊を作った真の目的は、中共と異なる異議を圧制するため。しかし、このようなやり方はカナダで通用しない」と指摘した。
法輪功修煉者の抗議隊が整然と並んでいて、秩序を守っていた。現場を去ろうとする法輪功修煉者に、連邦警察は、「よく協力してくれた。とても良かった」と褒めた。
総督府の前で、スピーカーの使用と太鼓を打つのを禁止されているにもかかわらず、「歓迎隊」はしきりにやっていた。ある警察が「政府が変わりに支払うから、彼らは罰金されても怖くない」と言った後、すぐに、「中国政府だよ、カナダ政府じゃない」とユーモアを込めて語った。
歓迎隊の前に多くの警察が立っているが、法輪功修煉者の前は1人か2人の警察
中国大使館は通常の業務を停止し、「歓迎隊」集めに奔走
中国大使館の公式ネットは6月18日、次のように緊急通知を公告した。「コンピュータシステムのメンテナンスのため、2010年6月24〜25日まで、ビザ業務を一時停止する。6月28日から通常通りに業務を行う予定」
中国大使館の前でいつも陳情活動をしている法輪功修煉者は、多くの大使館の職員が「歓迎隊」を取り仕切っていたのを見かけた。また、国会前での抗議場所で、法輪功修煉者の同意を得ないままに、写真を盗み取りする中国人と西洋人もいた。
法輪功修煉者・周立敏氏は、「これらのような人は、私達の迫害反対イベントによく現れる。やり方がよく似ている。突然、前に現れてきて写真を撮る。心理的に圧力を加えて、最終的に海外の異議を撲滅するのが目的だ。しかし、法輪功修煉者が彼らに怖じることはない」と明言した。
「歓迎隊」が集団で真相を知る
国会前に送られてきた中国人は、一部分が東側のわき道に立って胡主席一行を歓迎し、もう一部分は胡主席一行に背を向けて、西側芝生にいる法輪功修煉者に向けて挑発行為を繰り返した。
しかし、法輪功修煉者は冷静に受け止めた。活動の責任者が穏やかな口調で、彼らに向けて法輪功の真相を伝え、また、『共産党についての九つの論評』の一部分を読んで聞かせたり、「普度」の曲を聞かせたりすると、「歓迎隊」の多くの中国人がだんだんと静かになり、考え始めた。
午後、オタワは大雨が降り始め、「歓迎隊」の一部の学生達が撤収を始めたが、法輪功修煉者は依然として、豪雨の中で、功法を実演し続けていた。
当日、雨の中で法輪功を支持に来た華人・唐一麟氏は「法輪功はよくやった」と感心していた。
70歳を超えた姜氏は、中国共産党が巨額な税金を使って歓迎隊を作って、異議を圧制しようとするやり方に不満をこぼした。
「共産党は国内で民衆から搾り取っていながら、海外にまで無駄遣いしている。オタワ老人クラブの一部の老人を高級なホテルに住ませている。1日どれぐらいの無駄使いをしているのよ」
2010年6月27日
(中国語:
http://www.minghui.org/mh/articles/2010/6/25/225965.html
)
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