日本明慧
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カナダG20サミット、法輪功修煉者が平和な抗議(写真) (明慧日本)カナダ・トロントで2010年6月25、26日にG20サミットが行われた。中国共産党の主席・胡錦涛はオタワを訪問後、25日にトロントに到着した。胡錦涛主席がトロントに入ると、高速道路の両側にいる法輪功修煉者は「法輪功への迫害を停止せよ」と書いた横断幕を掲げた。
法輪功修煉者Joel Chipkarさんによると、法輪功修煉者は2台のトラックを借り、高速道路の隣に駐車し、4時間も待った。午後5時11分、胡錦涛主席の車列が来ると、法輪功修煉者はトラックの上に上り、用意した中国語と英語の横断幕を開き、「法輪大法は素晴らしい」、「法輪功に対する迫害を停止せよ」と呼びかけた。 同時に、他の車両もやってきた。実は、今回は、胡錦涛主席及び世の人に法輪功修煉者が発した心の声を聞かせる良いチャンスであった。彼らはオタワで横断幕を掲げただけではなく、トロントの高速道路の両側でも掲げた。
毎年、サミットが行われる期間にはそれぞれ抗議する人が多いため、警備の警官も多い。トロント市中心のAllen公園では、いろいろな抗議団体が、「G20の各国のリーダーにわれわれの呼びかけを伝えたい」と語った。 法輪功修煉者の平和な抗議は午後2時30分から始まった。前日と同じように、修煉者は穏やかな音楽に伴い煉功し、中国共産党が加えた残酷な拷問を実演し、静かに訴えた。午後3時30分、記者会見が始まり、トロントの各メディアが取材し、人気のあるCP24チャンネルが実況中継した。警備する警官は緊張感が全くなく、交通整理をした。 トロント法輪大法学会の会長・張照進さんは「私たちは、中国大使館前で11年間ずっと、平和的に法輪功に対する迫害を止めるように呼びかけています。今日ここで平和的に抗議して、カナダにきた胡錦涛と他の中国の官員に法輪功の真実の状況を見せて、法輪功に対する迫害をやめるよう呼びかけます。最近、私たちは社会各界の人々の支持を得て、特にカナダの首相に渡すカードにはおよそ4万5千人の署名をいただきました。カナダ首相に助けていただき、迫害の阻止を希望します」と述べた。胡錦涛主席がトロントにいる間、法輪功修煉者は中国大使館の前で毎日平和的な抗議をするという。
宋宇飛さんは「中国共産党の主席がカナダに来る前に、中共政府が直ちに法輪功に対する迫害を止め、直ちに人類最大の罪悪を止めることを呼びかけます」 「私は中国で1年4カ月ほど不法に拘禁されましたが、釈放された時は2003年4月になっていました。会社で続いて仕事をすることもできなくなりました。労働教養を受けたので、両親の精神はほとんど崩壊しました。巨大な苦痛に耐えられなかったのです。釈放された半年ほど、母は半身不随になり鬱病を患い、自殺の傾向も出たのです。両親は法輪功を怖れました。2008年、北京オリンピックの開催直前、一緒に煉功、学法している修煉者が警官に連行され、両親は私のことを心配して、再び連行されないよう外国に避難するように促しましたので、2008年の年末、カナダに来ました」 「カナダに来てから、自由の大切さを体感しました。カナダでは、信仰は人権として守られます。しかし、中国では、信仰のために、生命を払わなければならないのです。ここカナダの政府とカナダ国民に感謝いたします。法輪功が中国共産党に迫害されてから、カナダ政府とカナダ国民は、迫害された法輪功修煉者を保護し、支持してくれました。迫害を制止し、大法弟子を救援して、崇高な道徳を世界の人々に表しているのです。カナダ政府とカナダ国民は人類の道徳を擁護し、正義を擁護し、偉大な貢献をしました」 「中共政権は、最も邪悪な手段を用いて政権を維持しています。世の人が想像もできない最悪の手段で、世界各国の政府と国民を欺いているのです。この要となる時期に、カナダ政府が依然として道義を堅持し、『真・善・忍』を信仰している法輪大法弟子を支持することを希望します」
2010年6月29日 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/6/26/226030.html) (English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/6/27/118198.html) |
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