■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/07/01/mh020940.html 



シンガポール法輪功修煉者、不当な起訴の撤回を求める声明を発表

(明慧日本)私達はシンガポールの魚尾獅で法輪功の真相を伝えていますが、今年の五月初め、「公共物破壊」と「教唆」といった事実無根な理由で警官に起訴されました。中国共産党(以下中共とする)が法輪功を迫害している真相が世の人々に広く知られているにもかかわらず、シンガポール政府は今もなお迫害に加担しようとしています。私達は、起訴を直ちに撤回するようシンガポール政府に求めます。同時に、正義感のある人々もこの不当な起訴に感心を寄せるよう、また、共に迫害に抗議するよう呼びかけます。

 2009年10月5日、魚尾獅で法輪功の真相を伝えている4人の法輪功修煉者が正当な理由もなく突然警官に身柄を拘束され、そして「調査への協力」という理由で、修煉者1人を会社から警察署に強制連行しました。さらに、5人の修煉者が保釈された後、警官は調査という理由で、5人のパスポートを7カ月押収した。その上、そのうち3人のビザを月毎に一回更新する特殊なビザへの変更を強いられました。これが原因で、2人は就職につくことができず、今の生活が非常に困難な状況に陥ったのです。

 さかのぼって見ると、シンガポールの警官による法輪功修煉者の正当な活動への妨害行為は今回が初めてでないことが分かります。2000年以降、「無許可の集会」、「他人を貶す文言の展示」などの事実無根の理由で、シンガポールの警官は6度にわたって法輪功修煉者を訴えてきました。しかも、これらの警官による活動への妨害行為は、いずれも中国の指導者がシンガポールを訪問する直前に限って行われていました。

 上記警官による妨害行為の発生時期を見れば分かるように、警官の意図は法輪功修煉者の活動に違法性があるかどうかではなく、法輪功修煉者による活動が中共にとって都合が悪いがゆえ、政治的な理由によるものです。法輪功修煉者の活動はすべて正当なものであり、いかなる法律や条令にも抵触していません。さらに、活動による他人への影響をできるだけ避けるため、魚尾獅で真相を伝える法輪功修煉者は10年の活動期間中、迫害事実を伝えるパネルを壁からはがす時、傷を残さないように注意し、そして汚れたところはキレイに掃除していました。

 法輪功修煉者は「真・善・忍」に従って行動し、常に他人を優先に考え、名利を一切重視せず、一人ひとりの修煉者は常に身をもって実践しているため、法輪大法は18年の間に世界中に広がり、114カ国と地域の様々な民族の人々が修煉するようになりました。

 しかし、このような1億人も恩恵を受けている修煉法は、中国で歴史上かつてなかった誹謗中傷や残酷な迫害を受けています。そして、「真・善・忍」の3文字を他人に伝えること、そしてそれに従ってよい人間になるように実践することが理由で、多くの法輪功修煉者が長い間刑務所の生活を強いられ、さまざまな拷問を掛けられ、精神病院で不明な薬物を注入され、さらに生きたまま臓器を摘出し虐殺される厳しい現実に直面しています。さらに、中共はマスコミとインターネットなどへのコントロールで、極力自分達の罪悪を隠しながら、同時に、デマを飛ばして法輪功に泥を塗り、憎しみを駆り立てていたのです。

 中共が法輪功を迫害して以来、シンガポールにいる多くの中国国籍の法輪功修煉者が、現地の各種の居留資格を申請あるいは延期できないため、仕方なく、国連難民署に助けを求め、他の国の難民となっていました。現地で就学している子供の面倒を看ていたある母親が、法輪功を修煉していることが理由で、滞在の延期が却下されたため、仕方なく12歳の子供を残して帰国しました。12歳の子供がシンガポールで就学していて、母親の暖かい愛情が一番欲しい年齢だが、母親から無情に離されたのです。

 自由・平等・法治などの基本的な価値観は人類が極力に目指し、世界の各国に共有しているこれらの普遍的価値観が各国で実施されている中、多くの民衆の良知が目覚め始め、迫害の停止を求める正義の声が絶えず立ち上がっている最中にもかかわらず、シンガポールの法輪功修煉者がさまざまな迫害を受けています。シンガポール政府の法輪功への対応が、政府自身が唱えている価値観に逆走しているため、非常に残念でなりません。

 現在、法輪功への迫害に加担した犯罪者は、国際社会ですでに50人が訴えられています。アメリカの国会下院は2010年3月16日、412対1の圧倒的大多数の賛成で605号決議案を通過し、中共が法輪功修煉者への迫害・脅迫・監禁及び拷問の実施を即座に停止し、収監されているすべての修煉者を直ちに釈放するよう要求しました。

 シンガポール政府は「八つ徳」と「五倫」の道徳思想を広めており、しかも、これを国民の行動の基準と政府の「治国の掟」としています。民衆も伝統的な道徳理念を信じ、善悪にはそれぞれの報いが来る天理も信じています。

 「天が中共を滅ぼす」のは天象であり、「天に逆らう」のは自ら天からその報いを受けることとなるのです。ここで、私達は真心を込めてシンガポール政府と警察に忠告したいのです。法輪功修煉者が中共から受けている残酷な迫害事実を受け止め、国際主流社会が法輪功を支持している流れも直視すべき、自国民の利益を長い目で見つめ、自国憲法の民衆の表現権利を守り、意図的に中共に媚びるこの捏造事件を直ちに撤回し、佛法を修める修煉者に善を持って接し、自分及び自国の未来にもたらした莫大な損失を挽回し、自分と子孫に消えない恥辱を残さないよう、心から願っています。

 シンガポールの7人の法輪功修煉者

 2010年7月1日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/6/13/225360.html

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