ドイツ裁判所:中共外交官2人を法輪功情報窃盗のスパイ容疑として取り調べ
(明慧日本)台湾中央社は6月27日、「ドイツ最大の週刊誌『デア・シュピーゲル』の報道によると、法輪功修煉者の情報を盗んだ容疑で中国共産党の官員2人と研究者1人がドイツの裁判所の取り調べを受けているという」と報道した。
「デア・シュピーゲル(Der Spiegel)」最新号の記事で、ドイツ情報機関の報道によると、容疑者は法輪功弾圧の専門機関「610弁公室」の副部長(副大臣相当)にも関連していると報道した。
2006年3月、その中共副部長は自らドイツに入り、法輪功を学んでいたある研究者に出会い、法輪功情報の提供を要求した。その研究者はそれ以来メールで中国当局に法輪功情報を引き続き転送していたという。ドイツの裁判所は今年5月、その研究者のアパートを捜査した。しかし、その研究者は「自分が転送したメールは全て法輪功の公開情報であり、自分も共産党の法輪功弾圧政策に強く反対している」と反論した。
報道によると、ドイツでの中共のスパイ活動が日々活発になり、両国の関係に影響を与えているという。ドイツ情報機関はすでに中共のスパイ活動を監視する専門部門を設立した。
ドイツ政府はまた冷戦時代にソ連に対処した方法を使って、中共官員の身分を調査し、不法に情報を窃盗する外交官を追放するという。
昨年末、ミュンヘンに滞在していた中共外交官・王氏が、ウイグル族の情報を窃盗していた時に発見され、ドイツ政府から強制出国の指令を受けている。
2010年7月2日
(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/6/28/226123.html)
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