■日本明慧
http://jp.minghui.org/2010/07/02/mh033687.html
胡錦濤主席がカナダ来訪、法輪功修煉者が迫害停止を呼びかける(写真)
(明慧日本)中国共産党(以下「中共」とする)の党首・胡錦濤一行は2010年6月23日、カナダの首都オタワに到着した。胡主席が宿泊するウエスティンホテルの前で、法輪功修煉者たちは横断幕を掲げて、中共による法輪功に対する迫害の停止を呼びかけ、迫害の元凶である「江沢民、羅幹、劉京、周永康」の4人を法の下で裁くよう求めた。
胡主席が宿泊するホテルの前で、法輪功修煉者が横断幕を掲げる
迫害停止を呼びかける法輪功修煉者
中国領事館が法輪功修煉者の呼びかけを抑圧
法輪功修煉者たちは胡主席をはじめとする中国の訪問団に、「迫害を停止せよ」、「法輪大法はすばらしい」、「江沢民、羅幹、劉京、周永康に法の裁きを」などの内容を書いた横断幕がはっきりと目に留まるように、胡主席が到着する前日、雨の中でセッティングし、夜通しで警備した。
法輪功修煉者・周立敏さんの話によると、「23日の午前2時ごろ、留学生およびカナダに在住の華人ら約200人が赤旗を持って、法輪功修煉者が設置した横断幕を覆い隠そうとした。彼らの違法行為は警官に制止された」という。
中国駐カナダ総領事館教育署の秘書・劉少華氏は6月18日、総領事館内での国費留学生、学者への発言録音によると、胡主席のカナダ訪問に際して、法輪功修煉者と中共の異議者を抑圧するために、領事館は代価を惜しまず、トロント、モントリオールなどの都市から留学生や華人を千人以上集め、交通費、宿泊費、食事代などの費用はすべて領事館が負担するという。
当日、留学生らはユニホームのように同じ服装で現れ、胡主席を歓迎する意味のスローガンを叫び、警察が指定した場所を守らず、法輪功修煉者が掲げた横断幕の前に集結し、法輪功修煉者をその場から追い払おうとし、横断幕を覆い隠そうとした。この行為を見かねた警察は、彼らに元の場所へ戻るよう命じた。
法輪功修煉者・戴工羽さんは次のように話した。「領事館が按配した『歓迎隊』は、実質的に法輪功の迫害停止を呼びかける声を封じるため、結成された。この人たちは国費留学のため、中共政権にコントロールされ、仕方なく参加したのであって、必ずしも中共政権を認知したのではない。もちろん、中共の洗脳教育によって、中共の本質を知らず、中共と中国の関係をはっきりと理解していない」
大規模な迫害は人道に反する犯罪であり、迫害の停止はカナダの民意
法輪功修煉者・戴工羽さんはさらに、「11年続いた中共による法輪功への大規模な迫害は、人類に対する犯罪行為。去年、アルゼンチン法廷は、迫害の元凶である江沢民に対し逮捕令状を発行した。各人権組織によって、中共が行った拷問、各種の残酷な迫害および媒体による宣伝などについて記録されている」と話した。
戴さんはさらに、「迫害が民意ではないことは明らかだ。カナダ首相に迫害制止を呼びかけるための署名活動で、わずか2週間で4万5千人の署名を集めることができた。これはカナダの民意なのだ」と付け加えた。
迫害の実態を知り、華人が共産党組織から脱退
法輪功迫害を知らない留学生や華人の行動にも、法輪功修煉者たちは怒りを感じない。修煉者たちは機会を見つけては、彼らに法輪功が受けている迫害の実態を伝えた。法輪功修煉者の鄭智さんは、カナダに移住して3年ぐらいだという華人一家と会話を交わした。この移民の方は「ここに来たのは胡主席を歓迎しに来たのではなく、ただで旅行ができるから来たのです」と話したという。鄭さんは彼らに、法輪功が受けている迫害事実を伝えた。彼らは真実を理解し、迫害を許せないと話した。
法輪功修煉者・石さんは、「多くの留学生や華人は、法輪功迫害の事実を知らず、領事館に騙されて法輪功の活動を妨害したようだ。法輪功の迫害事実を知った彼らは、法輪功修煉者に接する態度が変わり、中には自ら中国共産党組織『共産党員、共産党青年団員、少先隊』からの脱退を表明した」と話した。
胡錦涛がカナダに到着して間もなく、首都のオタワに地震が発生
23日の天気は晴れ晴れとしていた。しかし、胡主席がカナダに到着すると同時に、空は突然黒い雲に覆われ、強風が吹き始め、大雨が降り始めた。そしておおよそ5時間後、23日の午後1時41分、首都オタワでマグニチュード5.5の地震が発生した。
雨が降り始め、「歓迎隊」が姿なく消え去る
夕方7時半ごろ、千人もの「歓迎隊」は、雨が降ると赤旗を現場に捨て逃げ去った。一方、法輪功修煉者たちは依然として現場に整然と座り、迫害の停止を呼び続けた。
胡主席がオタワに滞在する3日間、法輪功修煉者たちは胡主席が現れる場所で横断幕を掲げ、迫害の停止を呼びかけると同時に、カナダ首相に対し、胡主席に法輪功への迫害停止を促すよう呼びかけた。
2010年7月2日
(中国語:
http://minghui.org/mh/articles/2010/6/24/225937.html
)
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