■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/07/03/mh041050.html 



観念を捨てて人から抜け出る(三)

文/山東省の大法弟子

(明慧日本)

 人間の観念を捨てて奇跡が現れる

 大法の事について、学法してから長い間ずっと男性の仕事、女性の仕事と心で分けていました。実は、仕事は皆人間の仕事であり、大法弟子として仕事を選んではいけません。私はしっかり行わなければなりません。

 ある同修は自分で店を開きました。最近、偽札があまりにも多いため、同修は高級紙幣検査器を購入しました。しかし間もなく故障して、使えなくなりました。偽札をもらってしまって、しかも周りの家電修理店舗は修理できないため、同修は電気修理屋の同修・甲さんに求めました。甲さんの修理で早くも紙幣検査器が使えるようになりました。数日後、また駄目で再び甲さんに持って行っては持って帰り4,5回も繰り返しました。ある日また持って来て、ちょうど私が甲さんの店にいましたので、甲同さんは「もう何回も修理したので、今度はあなたに頼みます」と言いました。

 何も言わないのですが、心でいろいろ思いました。電気修理なんて私はしたことがない、これをするなんて思ったこともないしmなぜ突然頼まれたのでしょうか? これは偶然ではない、修理はわからないのですが大法弟子として正念を持って対処するべきです。そして私は工具を出して、ねじを回しました。カバーを取り出して中身を注意深く見ました。中に小さい歯車や四角いICなどいろいろあります。この時に甲さんがやってきました。多分この仕事を私に任せてはよくないと思ったかもしれません。何回も中身を見て、突然電源の問題だと一念が湧いてきました。甲さんに自分の思うことを言いましたが、否定されました。何回も検査されたので、絶対大丈夫と言い張られました。しかし、私の念がますます明晰になり、やはり再検査を要求しました。仕方なく甲さんはテスターを取り出して、まさか電源の故障だと調べてはじめて分かりました。ずっといままでその機械は通常に動いています。

 この事を通じて、いろいろ思いました。「甲さんは私ができないと知っているもののなぜ任せてくれるのでしょうか。もし、男性同修がいたらもちろんその人に頼む事になるだろう。今回私しかいないのです。私は女性だからこれは私がやるべきことではないだろうと思いました。今やっと分かりました。すべてが観念です。修煉者として観念をすてて始めて大法の仕事をしっかり行えます。「人間の考えが優位に立てば、人間に向かっていきます。神の考えと人間の正念が優位に立てば、神に向かっていきます。」(『二〇〇五年サンフランシスコ法会での説法』)師父の説法は正にその通りです。

 ある日、同修が自分の携帯修理を誰かしてくれる人がいないかと私に頼みました。この携帯の連結コードが壊れて何回交換してもできなかったのです。私はこの携帯を甲さんに持って行きました。結構手間をかけてやっとそのコードを抜きました。「このコードを直すにも簡単ではないかもしれない」と言いました。案の定、新しいコードをなかなか入れ込むことができず、何回かのうちにそれを折って壊してしまいました。いろいろ試行錯誤しても駄目でした。私は折れたコードを手に捧げて、「この携帯のコードは入れ替えにくいですが、私は大法弟子であり神なのです。常人の事で困らせてはならない」と思いました。新しいコードを取って、私は携帯に話しました。「あなたも一つの生命なのです。私はあなたに新しいコードを入れてから通常に使えます。しかし、その装着部分が小さすぎて、それを拡大してくれなければ私は交換できませんよ」そこで、私はコードを携帯に置いて、軽く押して簡単にセットしました。甲さんは携帯を受けて、「やはり技術だけじゃ足りないわ」と話しました。

 法を正す最後の今、師父に要求された三つのことをしっかり行なわなければなりません。絶えず精進し、すべての人心をなくして、観念を捨てて、大法弟子の使命を忘れず師父の慈悲の済度に応えなければなりません。

 不足の所をご指摘して下さい。

 (完)

 2010年7月3日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/6/20/225629.html

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