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大法の修煉で心が広くなる


文/中国の大法弟子

(明慧日本)私が大法の修煉を始めてからの変化を話します。私が変化したことから、法輪大法の素晴らしさをみんなに伝えたいからです。

  私は1987年に結婚して、当時県の郊外に住んでいました。私たちの畑は徴収され、賠償されたお金は集団が所有しています。生活のために私は人から数百元を借りて、農産物を加工する小さい商売を始めました。毎日、加工したものを市場へ売りに行き、加工の仕事を深夜までやりました。また、2人の子供の世話もしなければなりませんでした。

  義理の母は少しも手伝ってくれませんでした。というのは、私たちが結婚するとき、私の親が夫の家に結婚費用として1000元を要求したからです。義理の母はこのためとても不機嫌になり、結婚した翌日、私と夫は追い出されました。私たちは何もない状態でした。私は子供を生むとき、ひどい貧血を起こし、ベッドから起き上がれない状態なのに、義理の母に退院させられました。

  近隣の人たちが出産祝いを持って見舞いに来てくれました。しかし、義理の母は私の世話をすると言い、夫の妹を3人連れてきて、我が家に数日泊まりました。義理の母たちは帰るとき、私がもらった出産祝いを全部持って行ってしまいました。家には少しのお米しか残っていなくて、野菜、食用油などなにもありませんでした。夫が家にいない日は、私は起き上がれないため、水を飲みたくても飲めませんでした。私は泣くばかりで、1カ月で体重が60キロから、35キロまで落ちてしまいました。

  体が非常に虚弱な私は、夫に対して「なんで一日中家にいないのよ。家のことを全部私1人に任せて、まったく私の体のことを考えてくれないのね」などと文句ばかり言いました。当時私の身体は悪く、頭痛、胃の痛み、リウマチの痛み、心筋炎を患っていました。風邪をひくと、呼吸困難になりますし、夏なのにお湯しか飲めず、冷たいものは一切食べられませんでした。寝るとき、綿入れの掛け布団をかけなければなりませんでした。薬を飲んでも、効果がなく、とにかく体中が痛いのです。毎日、苦しい顔をしていました。

  1997年のある日、夫が『轉法輪』を持って帰りました。私は家で休んでいて時間があるので、『轉法輪』を読み始めました。中にある師父の写真を見たとき、師父が私に向かって微笑んでくださると感じ、師父とどこかでお会いにしたことがあるような気がしました。また、本の中の字が光っているのが見えて、閃いている字や、金色や銀色の字もあるのが見えました。とても驚きました。私がこのことを夫に言うと、夫は私が大法に縁があるよと言ってくれました。そこで私は大法を修煉し始め、毎日「煉功点」の集団学法と煉功に参加しました。

  1週間後、体に明らかな変化がありました。両わきの下にあった二つの堅い塊が消えました。また、しばらく煉功すると、持っていた病気もなくなり、全身が軽くなったという体験をしました。私は、50キロ以上も離れた市場に商売用の荷物を自転車で持っていくことができました。煉功する前は、これらの力仕事ができるとは夢にも思っていませんでした。

  その後、息子と娘が私といっしょに煉功点へ学法と煉功をしに行きました。息子は卵を食べるとアレルギーになる症状がなくなり、鼻炎も治りました。娘は重い中耳炎を患って、人の話さえ聞きとりにくかったのですが、煉功して聞こえるようになりました。ある日偶然、以前いつもかかっていた医者と出会いました。彼に「どうして長い間病院に来なかったのですか」と聞かれて、私は「法輪功の修煉で病気が治りましたよ」と答えると、彼は「不思議なことですね」と言いました。

  法輪功の修煉で私は心性が高まりました。大法の法理は私の心を震撼させ、私はたくさんの法理がわかるようになり、以前の常人の観念が変わりつつあります。義母に対する怨恨はなくなり、毎年私たち一家は義母といっしょに楽しいお正月を過ごしました。家族の間でトラブルがあると、大法に基づいて対処し、夫に対して文句を言わなくなりました。商売をするとき、師父の「心を正しく保ち、公平かつ良心的に取引しさえすれば、何ら問題はありません」(『轉法輪』)という説法を心に刻んでやっています。

  ある日、1人のお客さんが「昨日、このお店で買い物したとき、余分に50元支払ってしまいました。返してほしいのですが」と言いにきました。私は驚いて、「小さい店なので1日で50元儲かるわけがない。どこかで間違ったのではないか」と考えました。しかし、私は修煉者で、「われわれの法門は、人心を真っ直ぐに指すもので、個人の利益や対人関係の軋轢において、それらのことを気にかけないでいられるかどうかが肝要です」(『轉法輪』)という師父の説法が頭に浮かびました。

  そして、50元を彼女に与え、「私は法輪功の修煉者で、師父は私たちに『真・善・忍』に従うことを要求しています」と彼女に話しました。彼女はお金をうけとると、「あなたは本当にいい人です。ありがとうございます」と言いました。実は、毎日市場でお客さんと同業の人との間でトラブルが起きると、私は大法で自分を量りました。お客さんたちは、私のことを信用できると話しています。

  近所の間にトラブルが起きても、私は人と口論したことがなく、私と隣家は同じ下水を使っているのですが、修理するとき全部私が支払いました。たまに私の家の窓のところに汚れたものを干したり、家の前にゴミを捨てたりしても、私は自分できれいにします。憎しみを持たない私は、近所の人と付き合いがよく、私はとても良い人だと知られているようです。

  私の夫は、当時組長になっていました。ある人が組の地域で家を建てたいと思って、私の家に贈り物を持ってきましたが、私はもらいませんでした。私は彼らに「私は法輪大法を修煉しています。利己的な心を取り除かなければいけません」と話しました。その年、夫は優秀組長を受賞しました。

  大法の修煉の道でいろいろな出来事がありました。一つ一つについては言い表せませんが、私が修煉して心身ともに変化したことを見て、多くの友人や親戚が大法を修煉し始めました。

  2010年7月4日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/6/19/225636.html

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