人間の観念から抜け出す
(明慧日本)法輪功を修煉してから、失わないものは得られず、得ようとすれば失わなければならないという道理が分かりました。毎回、心で不平に思うたびに師父の法理を思い出すことができます。たとえ心の中で苦しんでいても表面には表れませんが、数年来、常人としての損得をずっと抱えて、ずっと難関を乗り越えることができませんでした。
3年前、隣家が我が家の土地を占領しました。多くの人が調停しても効果がなく、自分の利益はこれで永遠になくなったと苦しみ、私は修煉者ではなくなりました。修煉者としてこの難関を乗り越えられず、また、次の難関がやって来ました。連続3回も似たような難関を乗り越えることができず、苦痛の中で死んでしまいたいとも思いました。
このことは正しくないと分かっていますので、くりかえし学法しました。「修煉の中で、皆さんは良いことに出遭っても、良くないことに出遭っても、すべて良いことです」(『シカゴ法会』) 「失わないものは得られず、得るためには失わねばならぬという理がありますから、失いたくなくても強制的に失わせられるのです」 「そのかわり、常人は修煉しないかぎり、われわれの得るものを得ようとしても得られません」(『転法輪』) ここまで学法して、豁然と心が明るくなりました。師父は私のことを見守っていらっしゃるのです。私が失ったものは前世に借りがあったのです。しかも、彼は不正な手段を使ったので、私に徳を与えました。私が平然としていられるなら心性も向上するのです。失わなければ得られないのです。これで私は本当に納得しました。
最近、家の内装をしてもらいました。支払う時に私は明細を細かく見ないで金を渡しました。相手は50元を返してくれました。私はよくしてくれたのでこれからもよろしくと言いました。翌日、私は明細を見ると、もともと50元を重複して計算していました。
心を放下していなかった時、毎回買い物をするときは計算し、多めに取られたくないし、徳を失いたくないので少なくてももらいたくないのです。今はすべてが順調になり、空間場もきれいになりました。
師父の話は法であり、師と法を信じて人間の観念を捨て、先天の純粋な念を使いましょう。
2010年7月4日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/6/19/225626.html)
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