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内に向けて探すと環境がすぐ変わる


文/中国の大法弟子

(明慧日本)私は法輪大法を修煉して2年になります。私が住んでいるビルの階下に若い夫婦と子供が住んでいます。私はふだん夜の遅い時間に帰宅するので、この夫婦一家の休息を邪魔しないように、私はいつも静かに階段を上り、歩いています。

  昨年、 農村に住んでいる夫の父親と姉一家がわが家を訪れました。姉の子供は3歳ぐらいで、夜遅くなっても嬉しい時には床の上で力いっぱい跳たりしています。階下のあの夫婦一家の休息を妨害しないために、私は夫の父親に「階下にも子供がいますので静かにしてほしい」と言いました。父親は「大丈夫だよ。2、3日間しかここにはいないから」という理由で子供にやめさせませんでした。私は「それでも人のことを先に考えることを子供に教えなければ」と言うと、すぐに反論しました。しかし、話がまだ終わっていないうちに私はすぐに後悔しました。「何で自分は年上の人にこんな態度で話したのか? 内に向けて探すべきなのに」と悔しくてたまりませんでした。

  そのとき、親孝行をよくしている夫はありえないほどに私を支持し、父親を批判しました。父親は嬉しくなくても黙って子供にやめさせました。この結果は私を吃驚させました。なぜなら、夫はふだんから父親に対してとても親孝行だからです。父親に何か間違ったことがあっても文句を言わない性格で、しかし、今回は私の立場を支持したのです。これは私が内に向けて探した威力でしょう。

  このことを通して、私は二つの理を悟りました。一つは、善を勧める時、心が動じず、怒ることなく、完全に善意をもって他の人のために考えることができれば、結果は自ずと良くなります。もう一つは、トラブルに遭った時、真剣に内に向けて探すことができれば、周囲の環境を変えることができるということです。

  2010年7月5日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/7/4/226430.html

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