学法のときに心が落ち着かず、眠くなるなら内に向けて探すべき(一) 文/山東省の大法弟子
(明慧日本)同修と一緒に交流、相談する時によく同修から、法を学ぶとき心が落ち着かないとか、夜に学法すると眠くなって法が頭に入らないなどという話をよく聞きます。同修は自分のこういった状態にとても焦りを感じると同時に、その状態を改善することに対して消極的になりがちです。私は、この問題についての自分の認識とやり方について話したいと思います。
師父は経文「道法」の中で次のようにおっしゃいました。「自然ということは存在しないもの、しかし必然にはきっと原因がある」 もし学法するときに、心が落ち着かないとか眠くなるといった状態が長期間続くならそれは正しい状態ではないので、そういった場合は内に向けて探し、自分になぜこういった状態が現れたのかを探すべきです。
1、自分に甘く、心性を修めず内に向けて探そうとしない
こういう状態の中で学法すると心が落ち着かず、眠くなりやすいです。この方面で私は深い体験をしました(同修も体験したことがあるかもしれません)。もし長い間、常人の事が忙しくなり、自分の修煉を軽視する、または三つのことの中でどれかが良くできなかった場合、学法をしても心が落ち着かず、眠くなります。いったん自分の修煉を緩めてしまうと、常人社会のさまざまなものがあなたを邪魔してあなたが修煉しないように、あなたが法を学ばないようにさせ、心が落ち着かないようにするのです。もし、この期間に師父が要求されている三つのそれぞれのことを全部法の基準と要求通りに行うことができれば、学法すると、学べば学ぶほど好きになり、学べば学ぶほど手放せなくなり、学べば学ぶほど心が落ち着き、根本的な眠さもなくなります。さらにある時は夜の12時まで学び、発正念が終わった後も眠くなく、法ばかり学びたくなるのです。
2、執着心に邪魔され、落ち着いて学法することができなければ眠くなりやすい
毎回心性を高める必要がある時、あるいは特定の執着心をなくすべき時、その執着心はとても強く、とても取り除きにくいのです。私は何回かこういう状況に陥ったことがあります。取り除きにくい執着心に邪魔され、学法するとき落ち着かず、眠くなるのです。学法し始めるとその執着心が表れ、私の大脳を邪魔して私と対抗し、私が学法することを邪魔し、心が落ち着きません。以前、私は利益を求める心がなかなか放下できませんでした。学法するときにそれが浮かびあがってくるのです。それを解体するため正念を発しましたが、何度も出てきて、排斥できなかったのです。その執着心を持って離さなかったからです。それで学法しても心が落ち着かず、このような良くない状態が何日間も続きました。ある日、法を学ぶ時、師父はとても厳しく法の中で私に悟らせてくださいました。「これ以上、執着心に邪魔されたらいけません」 この時になってやっと、学法するとき心が落ち着かなかったのは、自分が利益を求める心を放下しなかったせいであることが分かり、人為的に作った原因であったことが分かりました。自分の執着心を放下して心性が高まった時、その物質の邪魔は二度となくなり、法を学ぶ時は自然に静かになれたのです。そして師父の「転法輪」の中で「心性が高まった時、心がはじめて清浄、無為に達することができます」という内包をさらに実感できたのです。それ以後は学法するとき、心を落ち着かせない物質の背後はどういった心であるかを気をつけるようになりました。そして、探し出した時はとても早く消去することができました。
3、自分の良くない考えを即時に取り除かないと、法を学ぶ時に邪魔されるようになる
以前、学法するとき、どうしても心が落ち着かず、心の中に引っ掛かることがあり、気分がすっきりしませんでした。内に向けて探し、自分なりにこの2、3日間は三つのことができていたし、自分も修めていたのに、なぜこのような状況になったのでしょうか? 自分を修める過程で良くない思いが出てきたとしても、自分もそのような良くない思いが法に符合せず、自分の本当の念ではないことを意識していました。それでも、学法するときに心が落ち着かず、頭の中に入りません。まるで、あるものが大脳との間を隔離させているようでした。ある日、師父の説法で、大法弟子の考え出したものはとても強大であり、次元が高ければ考え出したものはさらに強く、さらに大きく維持し、時間ももっと長いという内容を読んでやっと悟り、元々は自分の出したその良くない思いを意識しましたが、即時にそれを解体しなかったので、そのものは一つのマイナスの物質場を形成し、邪悪に隙につけ入れられ、私の考えと法を学ぶことを邪魔されたのです。悟った後、私はすぐ掌を立てて正念を発し始め、自分の法に符合しない考えにより作られたマイナスの物質場、およびこの物質場のすべての不正、邪悪な要因を解体しました。掌を立ててすぐ、心の中で引っかかる物がなくなり、頭もすぐ清らかになり、再び本を開き法を学ぶ時は、そういった静かな状態に入りました。
(続く)
2010年7月6日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/7/13/204352.html)
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