海外の環境について
文/海外の大法弟子
(明慧日本)最近、2000年7月18日明慧編集部の『慈悲で偉大な師父』という文章を再び読んで心が深く打たれました。「2000年に入り、全世界の人々は多くの危機を乗り越え、新たな一年を迎えられたことを喜んでいます。しかし、人類にどうしてこのような幸運がありえるのか誰も知り得ないでしょう。多くの予言者はその輝きを失いました。しかし、人類に生き残る可能性をもたらしてくださった私達のこのような邪悪で危険な状況に面して、師父は大法の修煉者に押しかぶせられた業力と邪悪なもので構成された巨大な物質をすべて集めて、自らの体をもって耐えています。同時にこれらの邪悪な巨大な要素を滅しています」、「人類が2000年を迎えたのは人類社会に繁栄を与えるためではなく、ましてや私利のために引き続き業力を作ることは許されません」 この文章が発表されて十周年の今日、これは当時の私たちに対する文章のみならず、今日の私たちに対する文章でもあります。
1999年、中共の法輪功の迫害が始まった後、大陸の法輪功修煉者は迫害の環境に置かれましたが、海外の修煉者は正常な修煉環境を持ち続けています。これは師父が自ら巨大に耐えられ、旧勢力の按配を破られたからです。法を正す11年間、海外の大法弟子の個人修煉が成熟してきたと同時に、多くの時間をかけて法を実証したことが、この時期の私たちの修煉過程にある主な特徴です。私たちが行ったことの中で、ある部分はよくでき、ある部分はよくできず向上しなければなりません。以下、基本的な問題について述べます。
一、海外の大法活動の環境
海外の大法活動の環境は、ある地区はいいですが、ある地区はよくありません。同じ地区の中で、よくできた部分とよくできなかった部分もありました。原因は、その地区及び修煉者の法理に対する理解と、各自の心性の修煉に問題があることです。
多くの海外の同修は、全体の協調が、人を救い済度する鍵であることが分かりましたが、具体的な活動の中に現れたのは、各自の真の心性状態と全体の修煉状態でした。そこで、心性を向上させ、師父の「無私無我、人を先に、自分は後にという正覚」の教えに達することが、海外の大法弟子の当面の急務ですし、人を多く救い済度して自分の使命を果たす鍵でもあります。
角度を変えて言えば、活動の中に現れた難題と魔難は、常人の方法と技能で表面を直すだけで、そして消極的に陥り、急いで問題を解決し、あるいは消沈し、全体の活動と局面で責任を果たせませんでした。根本を治して主動的に行うことは、修煉の向上と関係します。心性修煉を重視する地区と項目は、活動の効果がますますよくなり、師父の法を正す要求に早く達することができます。
二、海外の修煉環境
グループ学法と煉功は師父が私たちに残してこられた修煉形式です。数年来、海外の修煉者は活動で忙しくて、グループ煉功がとても少なく、大規模な定期煉功がさらに少なくなりました。グループ学法は読み終わると、すぐ活動の項目を話し、心性の交流を言うと、皆が沈黙し、あるいは個別の修煉者が少し話しただけで、心性修煉の交流及び交流の中で共に修煉して向上できませんでした。
このような状態は1人1人の心性と修煉状態と関係しています。皆、修煉して各自の修煉問題を突破しなければなりません。海外の修煉環境が良くなったら、法の実証、お互いの協調、大法弟子全体のイメージ、人を救う効果に倍の成果を上げられます。
また、修煉環境を良くすることは実際に難しくありません。師父は『転法輪』巻二の「佛法の教訓」の中で次のようにおっしゃいました。「異なる次元にあって自ら個人の認識を語るのは構いません。互いに体験を語っても結構です。私は悟った。今私はこの意味を悟った。私がやったこのことは良くないと悟らせてくれたから、改善すべきだ。或いはこの話は私に言い当たった。私のよくないところに触れているから、本当に良かった。という具合です。向上して振り返ったら、同じ話に対して新たな認識ができたと気付くのです。これが向上です。このように悟り、このように理解すべきです」 私たちは師父の学法及び交流に関する要求に達すれば、グループ学法と煉功場所の環境が自然によくなります。師父のグループ学法の基本要求をしっかり行なうことは、師父が私たちのために作られた海外の環境を大事することでもあります。
もちろん、活動環境と修煉環境は実際に同じことです。
これは個人の限りがある認識で、海外の同修と交流したいと思いました。皆が心を合わせて協力し、師父が私たちのために作られたすべてをもっと大切にしましょう。
2010年7月10日
(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/6/9/225093.html)
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/6/27/118193.html)
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