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私は法輪功修煉者です


文/中国の大法弟子

(明慧日本)1998年当時、私は無神論者でした。何かラッキーなことに出会えないかと思っていましたが、体には重い病気がありました。そんな時、法輪大法が私の心身に驚くべき奇跡を起こしました。私は『転法輪』を初めて完全に拝読し終わった時、自分はなぜこんなに遅くに法輪大法の修煉の門に入ったのか、悔しさを感じました。

 波乱万丈の11年間、師尊の李洪志先生に対する堅い信仰と法輪大法に対する堅い不動の心を持って、七転八倒しながら今日まで来ました。深く骨身に浸み込むように感じたのは、もし師尊が私を地獄から救ってきれいに洗ってくださらなかったら、今日の私は絶対ありえないということです。

 この11年間は歴史の長河の中のただ一瞬に過ぎませんが、この一瞬で私たちはあまりに多くのことを経験しました。法を学び、煉功し、真相を伝え、発正念をする、これは私たち法を正す時期の大法弟子がいつでもどこでも何をしてもやるべき一筋の主線です。

 ある年の真夏、私は都市の郊外に行って、そこで一人の新しい修煉者に真相資料を送りました。家に帰る時、太陽が山に沈み始めました。私が一つの環境美化地区を自転車で通過する時、一台のタクシーが私の体の後ろを走り過ぎました。車のドアがしっかり閉まっていなかったため、車のドアが私に引っかかり、私を一気に自転車から引きずり下ろしました。私はその時、痛くて「あーっ」と声を出して地面に倒れて何も分からなくなりました。意識のない中である人が私を「お姉さん」と呼びながら、私を地面から起こしてくれようとしましたが、私は全然気づかず、答えることも起きることもできませんでした。その様子を見てタクシードライバーも助けるのを諦めて、そばでため息をつきました。少し経って、私は意識が少し戻ってきて、地面から起き上がって座ろうと試しました。その時、タクシードライバーはすぐ私を支えてくれて、私は座ることができました。意識が朦朧としている中で周りのたくさんの人達がこれは何事かと思い、囲んで来るのを見ました。地面に座って私も恥ずかしさを感じて、早く起きようとしました。タクシードライバーは私が起きようとするのを見て、またすぐ助けてくれました。立ち上がった後、口の中が砂だらけに感じ、私はゆっくり人の群れから抜け出して、人のいない場所に辿り着いて、砂を一口吐きました。タクシードライバーはずっと私のそばで謝り、私を病院に連れて行こうとしました。囲んで見ている野次馬もずっと一緒にいました。私はタクシードライバーに言いました。「私は大丈夫です。私は法輪功修煉者です。行ってください」

 野次馬の中で赤い腕章をしている人が「あなたが大丈夫だと言っても、法輪功修煉者だと言っても、あなたの腕がこのように腫れているから(当時、私の腕は確かに人を驚かせるほど腫れていましたが、私はちっとも痛みを感じませんでした)」と、タクシードライバーに向けて言いました。「あなたは彼女に二百元賠償すべきです」 私は急いで「私はお金は要りません」と言い、同時にタクシードライバーに「あなたはわざと私にぶつけたわけではないでしょう。私はあなたとに恨みもないし、恩讐の関係でもありません」と言いました。タクシードライバーは「そうだとは言っても・・・」と言いました。私はもう一回言いました。「私は法輪功修煉者です。私は大丈夫です。でも、あなたは今後運転する時にもっと気を付けるべきです。必ず車のドアを閉めてください。今日あなたは私をぶつけましたが、私はあなたを責めません。もし、ぶつけられたのが法輪功修煉者でない場合はこのようにならないでしょう」 タクシードライバーは繰り返し「分かりました、分かりました」と言いました。

 この過程で、その赤い腕章をした人はタクシードライバーにお金を賠償させようとしました。まさに『転法輪』の中で書いてあるように「その人からお金とか取らないと、見ている人達も心が治まらない」という感じでした。私は話しながら、私の自転車に向かって歩きました。ぶつかって倒れた自転車の所に着いたら、タクシードライバーが私を助けて自転車を起こしました。私はタクシードライバーを帰らせました。私は自転車を押しながら乗って見ようとしましたが、まあまあ大丈夫でした。しかし、自転車の前の部分がぶつかって曲がっていました。私が自転車から下りて自転車の前の部分を直そうとした時、先程のタクシーが私のそばに来て停まりました。タクシードライバーは私を彼の車に乗るように呼びました。私はタクシードライバーに「大丈夫ですから行ってください」と言っても、タクシードライバーはそれでも車に乗るように勧めました。私は突然ひらめきました。これは、タクシードライバーが真相を聞こうとしているのです。私は自転車も一緒に彼のタクシーに乗せてもらい、彼に社会の不公平から話し始めました。タクシードライバー自身は昔、職場で何かしらの地位があったのですが、改革によって職場が駄目になり、仕方なく仕事を辞めてタクシーの運転をしていると言いました。タクシードライバーを始めたばかりということも原因で、車のドアを閉めるのをよく忘れるので、彼の妻も彼に注意をしていたそうです。

 私は再び彼に信仰について話し、大法の素晴らしさ、江沢民と中国共産党がお互い利用し合った残酷な法輪功迫害、法輪功は良い人になるように教えていること、他人の事を先に考え自分の事を後にする、何かする時はまず他人を配慮し、問題に出会った時はまず自分のどこに間違いがあったか考える、打たれても打ち返さない、罵られても罵り返さないこと、また天安門焼身自殺事件の真相を伝えました。その話を聞いて、タクシードライバーは言いました。「あなたのこのような話を聞いたら、法輪功は結構いいですね」 私は「そうですよ、当時江沢民は『三カ月で法輪功を消滅する』と叫びましたが、このように年が経っても、法輪功は消滅されるどころか、むしろ世界100以上の国と地区に広がっていますよ」と言いました。

 この時、タクシーはある病院を通過しました。タクシードライバーはまた私を病院に連れて行こうとしましたが、「私は行きません」と言いました。そして、再び彼に「私は法輪功修煉者ですから大丈夫です」と伝えました。彼に「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と覚えるよう伝えました。タクシードライバーは私に、彼はキリストを信じていると話しながら、信仰のある人は確かに違うと言いました。私は彼に何を信じても構わないから、「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と覚えておくと悪いことも良いことになり、災難を逃れ難を解決すると伝えました。この時、タクシーはそろそろ市内に入るため、自転車を乗せることができなくなりました。私もタクシードライバーの気持ちが理解できました。彼は人を乗せてお金を稼ぎ、家族を養い生活すべきです。

 タクシーから下りて、私は左足の膝関節がおかしいことに気付きましたが、私はそれでも自転車に乗って家に帰りました。家に帰ってやっと前歯半分がぶつかってなくなったことに気付きました。だからぶつかった後に口いっぱいに砂があるように感じたのです。夜、発正念をする時に結跏趺坐ができなくなったので、私は半跏趺坐でしました。ベッドの上で寝ている時に寝返りを打つことができなくなったし、痛くて深呼吸をすることができなくなりました。左わきの下の肋骨が痛くてたまりませんでしたが、私はこれらを全部気にしませんでした。翌日から普段通りの生活をすることができ、この状態が半月以上続きました。

 ある同修は言いました。あなたは大きな業を消しましたね。私は業を消すためではなく、邪悪の迫害だと言いました。なぜならば、私がそこに行ったのは遊びではなく、真相資料を送るために行ったのです。こういうことに出会ったのはきっと原因があるはずです。私は法を正す時期の大法弟子であり、事故による痛みが、師を手伝って法を正すことに影響を与えたらいけないと思いました。私も確かに事故の痛みの影響を受けないで、この期間中すべき大法を実証することは一つも漏らしませんでした。以上、不足部分があれば同修の修正をお願いします。

 2010年7月12日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/7/3/226372.html

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