■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/07/14/mh155718.html 



正しい念と正しい行いで、自分の誓約を果たす(一)

文/長春の大法弟子

(明慧日本)私は1997年から修煉を始め、さまざまな苦難の中を今日まで歩んできました。これは慈悲なる師父が私を地獄から救い上げてきれいに洗浄し、身体と心を浄化して、返本帰真の道を歩むようにしてくださったからです。師父に対する感謝の念は、本当に言葉では言い表すことができません。

 執着を修めて取り除き、夫と元のさやに納まる

 大法を修煉する前、私と夫は性格が合いませんでした。夫は家庭での責任を果たさず、ぶらぶら遊んでばかりで、浮気をすることもあり、家族の生活は私一人の給料で維持してきました。これらが原因で私は夫と常に揉め、喧嘩は日常茶飯事のこととなりました。心も非常に疲れて生きている意味がないと、たびたび自殺の念が浮かんできました。しかし、子供のことを考えると可哀そうで、その念は思い留まりました。後にトラブルはますます大きくなり、裁判所での離婚調停にまで発展しました。離婚後も夫は家から出ようとせず、追い出しても出て行きませんでした。

 1997年、私が法輪功の修煉を始めてから、夫がなぜ私にこのように対しているのかが分かるようになりました。それは私が前世で作った業力のせいでした。師父は『転法輪』の中で「われわれの煉功では、次のように要求しています。あなたが煉功していても、あなたの配偶者は煉功していないという場合、煉功が原因で離婚してしまってはいけません」とおっしゃいました。

 学法を通じて、私は人になる真の目的は返本帰真であることを知りました。この時、善の心も生じてきて、夫を可哀そうに思うようになりました。1人の男性として、仕事がなく、少しのお金も稼ぐことができず、妻に頼って生活していること、また修煉しないこと、すべてが可哀そうに思われ、もう夫を追い出しませんでした。同時に内に向って探し、夫に対する不満は執着であり、それを取り除いてから、私は夫ともう揉めることもなく、後に復縁し家庭は和やかになりました。本当に大法はぼろぼろになったこの家庭を救ってくれました。

 妨害を排除し、家庭資料拠点を作る

 正法の進展につれて、師父が要求された資料作りの拠点は基本的に家庭単位であり、あらゆるところに拠点があるようにするため、私は同修に手伝ってもらって、家庭資料拠点を作ろうと思いました。同修に頼んで中古のノートパソコンとプリンターを買いました。パソコン、プリンター、これらは60歳近い私にとってすべてが全く未知の存在でした。最初から学ばなければならず、いつごろマスターできるのかと非常に焦りました。その時私は考え直しました。人を救い、大法を実証するために必要であり、師父が要求されたことならば、いくら難しくても私は必ず学び、これは私の使命でもあり責任だと思いました。

 同修は粘り強く教えてくれました。私はメモをして、同修が帰ってから自分で一回一回やってみて、分からない部分はまたメモをして、同修に聞きました。このようにして数日後、パソコンは全く分からないという感じはなくなり、マウスも使え、印刷も出来るようになりました。

 夫は迫害を恐れて修煉せず、資料拠点を作ることに大反対しました。ある日、夫はパソコンとプリンターを発見し、それらは時限爆弾だと言いながら、非常に怒りました。私は、これは旧勢力の妨害だと認識し、夫に「誰も私の邪魔をすることはできません。私がしていることは一番正しくて、一番良いことで私は最後までやり抜きます」と言いました。私はずっと発正念をしながら、夫を操る邪悪な生命、旧勢力を取り除きました。その後、夫の怒りも治まり、干渉することも多くありませんでした。たまには作業部屋のドアを開けて見て、しかし、何も言わず、入っても来ませんでした。私は資料拠点を作る前から、夫は必ず反対するだろうと心配していました。後でこの心を探し、それを取り除いてから、夫はもう干渉しなくなりました。本当に「修は己にありて、功は師にあり」(『転法輪』)、「弟子正念足りれば、師は回天の力有り」(『洪吟二』「師徒の恩」)でした。 

 印刷する際にも妨害が現れ、紙が詰まったり、うまく印刷されなかったりすることがありました。こんなことが現れた時、私は焦ってばたばたして落ち着きませんでした。資料を作ることも修煉の過程であり、内に向って心を正しく探せば、機器にも効果があり、作った資料もよくなりました。「修煉者にとって内に向けて探すのは有効な方法です」(『二〇〇九年ワシントンDC国際法会での説法』)

 (続く)

  2010年7月14日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/7/3/226375.html

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