■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/07/15/mh165668.html 



大法弟子に残された正法の歴史を大切に(一)

文/中国の大法弟子

(明慧日本)10年来、私は師父のご加護の下で、比較的に安定した状態で今日まで歩むことができました。大法を実証し、中共の虚言に騙されている衆生を救い済度すると同時に、自分の修煉を高めたことについて同修のみなと交流したいと思います。

 一、現在の歴史は大法弟子のためにある

 私は県病院の医者であり、20年来、臨床の第一線でずっと忙しくしていました。毎日は残業を残業に重ね、真面目に仕事をしていて、身に一流の技術を吸収し、人より有名となり、祖先の名を高めようとしました。その頑張り過ぎにより、30歳ごろから身体にいろいろな病気が現れ、喘息、婦人病、関節炎、慢性鼻炎などの病気に罹っていました。

 1996年、嬉しいことに私は大法に出会うことができました。そして私の世界観が根本から変わり、病気が消え身体は軽くなりました。私は名利心を取り除く過程で、苦しんでいました。私は科の部長を目指していて、求めれば求めるほど、私の名前が挙がりませんでした。私は幾度の名利心を取り除く魔難の中で、自分の名利心が完全に取り除いたときは、「時機が熟すれば事は自然と成す」とてもといいますが、私は科の部長に選ばれたのです。このときの私は部長になった喜びが全くありませんでした。その後、自分の有利な立場を利用して真相を伝えていました。

 正法の進展が進むにつれて、「三つのこと」をよりよく行うためには多くの時間と精力が必要です。私は自由時間が取れる環境に変えようとしました。医者の手が足りない、売り上げ目標額を達成できない状況下では、病院は了承してくれないでしょう。常人のように裏の手を使いたくありませんでした。しかし、弟子はその一念があれば、師父が必ず按配してくださいます。私は自由時間のある部署に移され1年ほど勤め上げた後、さらに自由時間のある部署に移され、給料は変わりませんでした。私は仕事と修煉のバランスを上手に保ち、十分な精力をもって「三つのこと」に投じました。振り返ってみますと、第一線で働く科の部長たちは、名誉や利益で争い、身体を壊し、文句ばかりを言って、疲れているにも関わらず、人間にとってそれがすべきと思っているようです。一方、私は名利の中にいないため、大法弟子として「三つのこと」を行っているのです。そして心の底から師父に感謝いたします。

 二、大法の素晴らしさを示し、衆生を救う機会を大切に

 私は修煉後、心性を高めたことにより、多くの人が恩恵を受けました。私はいつも患者さんが差し出された赤い袋に包まれた現金の受け取り拒否していました。どうしても断れないときは受け取った後、病院に寄付し入院患者の敷金にしていました。入院患者からの送り物は、患者が退院した際すべてお返しします。診察は真面目に行い、患者のことを考え、できるだけ安価の薬を処方し、医者が薬から取れる手数料を取らず、バックマージンも要求しませんでした。このように私は患者に信頼され、いい関係を築きました。現在の病院に勤務する人たちは、物欲が横行している中で、もらえる赤い袋を、万元以上取れるバックマージンを取らず、私の行動は彼らから見れば、馬鹿者のように見ていたようでした。ほかの医者は豪邸に住み、高価な車に乗り、毎日美味しいものを食べ、美味しい酒を飲み・・・しかし、私はそのようなことに無縁なうえ、如何に患者の病気を治療するか、如何に患者に真相を伝えるかを考え、毎日充実感でいっぱいでした。私は患者さんに安価の薬を処方していましたが、効果がよく、患者の中に他の病院で診察を受けて手術が必要といわれた病気でも、私の薬療法で数日後完治したケースもありました。そのため世間で噂となり、多くの患者が私の治療を求めてきました。私ははっきりと分かっています。これも多くの衆生に真相を伝えるため、師父が按配してくださいました。

 我が家には会社を経営しています。数年来、経済危機の中でも安定した商売をしていて、病院の同僚は私に徳があると言い、羨ましがっていました。私は自分の形相を大切にしていました。以前、いろいろと世話してきた知人は、私が大法を修煉し始め、大法が迫害を受け、私も迫害を受けるようになってから、私との付き合いを途絶えるようになり、私は一生を台無しにしたと思っていたようでした。しかし約10年後にその知人と出会ったとき、私の顔色を見て元気そのもの、雑談の中で私の子供が有名大学に入学したこと・一家は幸せに暮らしていること・仕事が順調であることなどを知った知人は、最初は私に冷やかに接していたのを、親切に接するようになりました。私はこの機会を利用して、その知人に真相を伝えました。「法輪大法を修煉できるということは幸せなことですよ」 そして、知人の執着に合わせて真相を伝え、「三退」を勧めました。知人は「今あなたが話したことは、時々聞いたことがあります。もし、大法を修煉する人たちが皆あなたのようであれば、私も修煉します」と話してくれました。

 (続く)

 2010年7月15日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/6/12/225167.html

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