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同修との学法の中で、生死の関を乗り越える(二)


文/黒竜江省の大法弟子

(明慧日本)学法するとき、同修は私に「経文全体に対して理解し、知識人が大法を学ぶように、一文字ずつ研究しないようにしてみてください。全篇読み終わった後、その内容に照らして自分はどうやったかをチェックするようにし、本当にやり遂げてはじめて修めたことになります」とアドバイスしてくれました。私がよく修めていない内容を読む時、同修は私に、この部分は良くできていますかと尋ねてきたので、私は良くできていないと答えました。同修は、「私にもこの問題が存在していましたが、このように解決しました」と教えてくれました。同修は、私の問題がひどいときは私を厳しく注意し、私がただ大法に求め、大法に恩返ししようとしない根本的な良くない考えがあると指摘してくれました。息子に対する情にとらわれ、自分の先史に立てた大いなる誓約を忘れてしまい、天国世界の衆生が、私が帰って彼らを救うことを待っていることを忘れていると指摘してくれました。私の心は刀でえぐられるように痛く、涙があふれて止まりませんでした。

 『精進要旨』の「忍とは何か」、「境地」、「警告の言葉」など短い経文を勉強するとき、私たちは学びながら暗記しました。私は師父が個人修煉の時に説かれた法は、私たちが個人修煉を円満状態に導くだけではなく、法を正す時期の大法弟子の備えるべき心性基準であるあると深く感じました。私は法をしっかり勉強できず、修煉者としての真の忍を守れず、常人の中で遭遇したすべての苦悩は乗り越えるべき関であると見なすことができませんでした。そして、常に人間の認識から抜け出すことができず、今日これほど大きな間違いを犯してしまったのです。

 同修は私を手伝うとき、大きなこと、小さなこと、家で起きたことなどすべてについて私と切磋しました。彼女は次のように言いました。「自分は子供たちとの関係をとてもうまく対処しています。あなたのように娘に常にしかりません。あなたは常にあなたの生活と習慣に従って息子のことを按配しようとしていますが、それは可能ですか? 師父は『転法輪』の中で、『あなたは他人の生活を干渉し、他人の運命を左右することができるはずがありません。妻や子供、親、兄弟などのような家族の人たちの運命をも含めて、他人の運命があなたの思いとおりになることがありえるでしょうか?』と説かれました。子供には子供の運命があり、彼は彼自身の生活方式と楽しみがあるのに、あなたは常に年配者の身分で、自分の考えを彼に押しつけていますが、それは良いことですか? 彼は正念さえ持っていればよいです。それに、あなたの息子はすでに法を得ているので、あなたがこのことを放下できれば、彼は変わります。あなたはただ自分をしっかりと修めればよいのです。あなたが円満成就できれば、すべては師父が按配してくださいます」

 数年来、私は息子に対する執着を放下することができず、いつも私が円満成就したら、彼は妻も子供も、親も兄弟もなく、さらに安定した仕事についていないので、どう生活していくのかということばかり心配していました。この執着は数年来、巨大な石のように私の心を圧迫しており、私の修煉を邪魔し、私は気持ちが重く、正念がなく、毎日うかない顔をして、体はますます悪くなりました。法を勉強して、子どもにどうやって対処すべきかを読む時、同修は私に何回も繰り返して読むように要求しました。師父の博大な法理は私の心を開きました。私は今後、自分の考えを息子にむりやり押しつけません。これも彼に対する不公平です。

 45日間の学法を通して、私たち2人は師父のすべての説法を一回読みました。本当に生まれ変わったような変化が起きました。第五講を読む時、咳をすると血が出ることが少なくなり、十数日学んだとき、咳をしても血が出なくなり、十数日間学法した後、体は完全によくなり、軽快になりました。私は真修弟子として必ず法を多く学び、自分を法の中に溶け込ませることによって、次元が向上することができ、心性も向上することができ、やっと円満成就できると深く感じました。

 ここで明慧ネットをお借りして、偉大なる師父の救命の恩に感謝し、同修の誠実な助けに感謝します。今後、私は必ず法を多く勉強し、しっかり勉強し、三つのことをしっかり行い、さらに多くの衆生を救い済度し、先史の誓約を実現させます。

 以上、不適切なところについては、同修の慈悲なる叱正を願います。

 (完)

 2010年7月18日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/6/12/225269.html

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