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心をこめて真相を伝え、慈悲を持って衆生を救い済度する


文/中国甘粛省の大法弟子

(明慧日本)十年来の迫害の中、私は大法を修煉し続け、一度も心が揺らいだことはありません。私は70代の大法弟子で、1998年に法輪功の修煉を始め、心身ともに恩恵を受けました。

 私の故郷は発展が遅れている農村です。村人らは法輪功が何であるかも分からず、中共のデマや宣伝に脅かされ、迫害の巻き添えにされることを最も恐怖に思っていました。そのため、2004年と2006年、私は実家に帰り、真相を伝えました。私は慈悲心を持って彼らに真相を伝えました。徐々に彼らは法輪功の真相を理解し、法輪大法と真、善、忍の素晴らしさを知りました。また三退もしました。学法と煉功をし、修煉の道を歩み始める人もいました。

 大雪が降っていたある夜、私は5人の新しい同修と真相資料を配りに行きました。犬を飼っている家が多く、何か物音がすると吠え始めます。私は犬が吠えないよう発正念をしましたが、私は彼らに正念を加持するよう「師父のご加護と大法があるから、怖がらないでください」と言いました。しかし、4、5人の若者に気付かれたのか、懐中電灯で私たちの方を照らし始めました。私はただちに彼らに私たちを見えないようにと師父の加持を求めました。その結果、彼らは私たちに気付きませんでした。しかし、数分後、誰かが通報したようで、数台のパトカーが来ました。私たちは師父の加持のもとで危険を避けることができました。

 三つのことをしっかりと行うと同時に、自分をしっかりと修めることは、旧勢力の按配を否定することになります。2006年の夏、真相が書かれたシールを貼る時、心が落ち着かず、心臓がバクバクしました。貼り終えて帰ろうとした時、白バイ二台がサイレンを鳴らしながら私の住む団地に向かってくるのが分かりました。もう終わりだ、私を捕まえに来たのだと思いました。しかし、ただちにこの考えは正しくないと思い、心を正しくもって、「法正乾坤 邪悪全滅(法は乾坤を正し、邪悪が全滅する)」と正念を発しました。この念を発した後、私の恐怖心が徐々に消えました。

 修煉の中で、私に多くの足りないところがあります。心性の関を突破することは良くできておらず、いつも情に動かされています。ある時、息子の嫁と争い、会いたくもありませんでした。心の奥にいつも彼女に対する闘争心がありました。このように放っておくことは良くないと思い、内へ向かって探し始めました。私は神の道を歩んでいる人です。正々堂々としなければならず、修煉者は常人と争うことはいかがなものでしょうか? 師父は私たちに、先に他人を思いやり、トラブルに遭った時は自分の間違いを探すことで、「無我となり、他人を先に考え、我を後に考える」覚者になることができます。このように努力すれば、トラブルに遭った時、一歩引けば、世界が広々と広げます。

 今は比較的落ち着いています。この数年は基本的に毎日外で真相を伝え、三退を勧めています。衆生を済度することを心に抱き、着実に三つのことをしっかりとやれば、必ず良くできます。

 個人の体験であり、間違っている所があれば、慈悲なる指摘をお願いします。

 2010年7月20日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/7/18/227137.html

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