■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/07/20/mh223263.html 



重慶市:8年間迫害された農婦が再び精神病院に送り込まれる

(明慧日本)重慶市長寿区八顆鎮の農民・黄正蘭さんは、法輪功の「真・善・忍」の教えに基づいて修煉したという理由で、長寿区政法委員会と八顆鎮政法部門により刑務所、労働教養所などに3回、8年間監禁された。そして、精神病院に2回拘禁された。現在、長寿晏家精神病院に監禁されて5カ月が経ち、不明な薬物を強制的に飲まされるなど重病に罹り、外部からの早急な救援を必要としている。

 真相を説明したことで、4年間刑務所で迫害される

 王正蘭さん(47歳女性)は幼い時から体質が弱く多病で、特に腰痛が激しかったが、法輪功の修煉を開始した後に快復した。2000年11月12日、法律に基づいて陳情のために北京へ行ったが、長寿区裁判所から4年半の不当判決を言い渡された。満期で帰宅した後も、毎年の年初めと「10月1日(共産党政権樹立日)」になると連行されたり正常な生活が妨害されている。

 2年間の労働教養期間中に精神病院に送り込まれる

 2005年「10月1日」直前の9月29日、八顆鎮政府と派出所は結託して王正蘭さんの家を強制捜査し、家財と判決書を没収した(証拠を残さないため)。その後、王さんに2年間の労働教養を言い渡され、重慶茅女子労働教養所に拘禁した。労働教養所で王さんは警官と受刑者たちに数回ひどく殴られ、最初の2カ月間は監視役の受刑者により毎日殴られ、薬物を強制的に1回飲まされ、灌食を強制にやられた。迫害は警官・胡小燕の指示を受けた受刑者たちにより行われた。受刑者たちは王さんを床に押し倒し、手足を床に押しつけて、お腹の上に一人が跨り座って、鼻と喉を掴んで口を無理やり開けた。王さんが一生懸命に抵抗して口を閉じようとすると、受刑者たちは歯ブラシを利用して口を強制的にこじ開け、その間、歯ブラシ二つが折れた。薬を飲まされた王さんの全身にけいれんが走り、喉から異常な声が出るなど自分の行動を抑制できなくなり、警官は受刑者たちに指示して所内の病院に送った。その途中も受刑者たちは王さんの皮膚をつまんで痛めつけた。

 殴る、罵る、人格を侮辱する以外、また長時間直立、しゃがむなどの姿勢を強し、数カ月間お風呂に入らせない、立ったりしゃがみこむ動きを千回以上強要し、いつも深夜2〜4時まで迫害し続けた。しかし、朝5時になると起床を強要し、時には寝たばかりで受刑者に「トイレに行け」と目を覚まされ、実際は寝かせない迫害手段であった。また洗脳され、しゃがむ姿勢で「赤岩」と「トウ小平文選」の書き写しを強要され、2冊を書き写すのに3〜4カ月間かかった。心身への二重の迫害以外に、また砂糖を包む仕事を強要され、一律にしゃがむ姿勢で行われた。労働教養の期間中、王さんはほとんど座ったことがない。2006年8月9日に釈放された後、また2007年10月5日に精神病院に送り込まれ、22日間監禁された。期間中、八顆鎮政府は王さんが精神病に罹ったと証明書にサインするように家族に要求したが、家族は厳しく拒絶した。

 再び労働教養所と精神病院に送りこまれる

 2009年1月22日、八顆鎮派出所は王さんが「法輪功の資料を配った」という理由で2年間の労働教養を言い渡し、重慶市の石馬河女子労働教養所に拘禁した。労働教養所で、王さんは警官・胡小燕と受刑者・陳志らにより殴打され、警官・趙媛媛は受刑者・丁霞、石梅などに指示して王さんを数回殴打した。受刑者たちは王さんの髪の毛を掴んで頭を壁にぶつけ、また王さんを持ち上げて床に強く投げつけた。その間、王さんは毎日座ることを許されず、食事の時さえしゃがむことを強要され、そのため、脚と大腿が腫れ上がった。

 王正蘭さんが「転向」を拒絶したことで、2010年2月3日、八顆鎮政法委員会の書記・李金栄を始めとする警官は、王さんを労働教養所から精神病院に送り込んだ。現在、監禁から5カ月が経過している。王さんは、家族との面会も禁止され、毎日不明な薬物を飲まされている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2010年7月20日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/6/30/226217.html

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