■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/07/21/mh225273.html 



初めて大法の真相を対面で伝えた体験(一)

文/中国の大法弟子

(明慧日本)今日は7月3日土曜日です。私は、初めて人に対面で大法の真相を伝えることができました。私は1995年に法輪大法の修煉を始めました。今年29歳になった私は「古い大法弟子」とも言えますが、そう言えるのはただ大法の修煉を早く始めたという理由だけです。

 今回、文章を書いたのは、自分が初めて外へ出て大法の真相を伝えることと、真相を伝える過程で足りないところなどをまとめ、その経験を皆さんに伝え、現在まだ、外へ出て大法の真相を伝えることができていない同修の参考になればと思います。そして、同修と一緒に修煉を向上していきたいと思っています。

 以前、私は修煉の面においてあまり精進しておらず、学法も少なく、正念を発することも時間通りに行っていませんでした。大法の真相を伝えることはさらにできていませんでした。ただ時々、真相の手紙を送ったり、真相のメールを発信したりして、知人と会うときには、もし自分の正念が強ければ大法の真相を伝えるだけで終わってしまい、安逸を求める心がとても強かったのです。この数年間、修煉の道で精進していなかった私を、師父は見捨てず、常に啓発してくださっていたので、私はいろいろな関門を乗り越えてきて、大法の修煉を放棄しませんでした。しかし、法を正す時期に、自分がこのような修煉状態では、確かに良くないとよく分かっていました。

 数日前、師父が夢で私に、早く外へ出て「三つのこと」をしっかり行うようにと啓発してくださいました。夢の中で私は試験を受けに行き、ペンを持って、試験問題を解こうとしたときに、試験が終了時間になってしまいました。今回の師父からの啓発は、とても印象深かったのです。その後、私はよく考えました。「大法の修煉を放棄しますか? いいえ、しません。私は大法弟子として、ずっと修煉を続けますか? はい、最後まで修煉を続けます」と自問自答しました。修煉を続ける以上、「なぜもっと精進しないのですか? なぜもっと大法のことをしっかり行わないのですか? なぜ常人のことを掴んだまま、大法のことも掴むのですか? なぜ常人のことを放下できないのですか?」と自分のことを軽蔑しました。

 今日の朝早く、私は発正念をして、家から出て大法の真相を伝えに出かけました。最初、一人で歩いている人に出会うと、真相を伝えようとしましたが、その人の目の前まで行くと、恐怖心が湧き出てしまい、なかなか話しかけられませんでした。

 私はどうすれば大法の真相をうまく伝えることができるか、方法を考えました。もし、人に突然「三退のことを知っていますか、天が中共(中国共産党)を滅ぼすことを知っていますか」と聞くと、あまりに変だと思われるでしょう。常人は三退のことを受け入れるかどうかも分かりません。もし、人に気軽な話題から話を振り、続いて真相を話せば、もっと深く話せるかもしれない、と考えました。しかし、よく考えてみると、そういう真相の伝え方はよい効果が得られないことに気がつきました。というのは、ほかのことを話しているうちに話題が真相から遠く離れ、なかなか話を戻すことができなくなる恐れがあるからです。さらに、そのうち自分を守ろうとする私心が生じてしまい、真相の話題になかなか届かず、話題が遠いところに迷い込んでしまう可能性もあります。知人、友人、親戚、タクシーの運転手などに大法の真相を伝えるなら、一緒にいる時間がわりと長いので、たっぷり時間を使って、いっそう細かく深く真相についての話ができ、さまざまな話題から主題に向かうのがよい方法だという考えに至りました。

 やはり、面と向かって大法の真相を伝えたほうがよいと思います。例えば、通りがかりに出会う縁のある人には、一緒にいる時間が短いので、他の話をせず、単刀直入に主題に入ったほうがいいと思って、やってみることにしました。

 私は外出する前、師父に「縁のある人が私の近くに現れますように」と頼みました。朝9時前に出発し、歩きながら、縁のある人を探しました。そこで、80歳のおばあちゃんに出会いました。私がすぐに話かけると、おばあちゃんは急いでいたため、あまり大法の真相が伝わりませんでした。しばらくすると、地図を売っているおばあちゃんに出会いました。挨拶をしてから、すぐに「三退のことを知っていますか? 法輪功を知っていますか?」と聞きました。おばあちゃんはあまり聞きたがらず、私は深く話をする気がなくなってしまい、関係のない話をして、離れていきました。この二つのことで私はちょっとショックを受けてしまいました。話かけたのに、なぜもっと真相を伝えることができなったのかと後悔しました。朝9時から午後1時までの間、数人の人と出会ったにも関わらず、大法の真相を伝えることができませんでした。

 そして、「私はここで何をやっているのですか? 私は人を救っているのではありませんか? 宇宙のすべての高級生命から羨ましがられることをやっているのに、こんな偉大で輝いていることを任せていただいたのに、利己心で恐怖心を持っているがゆえに行わず、後悔しないのですか? 修煉を続けていきたいのですか? 大法を信じていますか? 師父と大法を信じているなら、どうして大法の真相を伝えられないのですか? もし今日、大法の真相を伝えなければ、自分の修煉は嘘になり、15年の修煉も嘘になります。自分を騙し、師父を騙したことになります。今日この一歩を踏み出さなければ、今後は修煉をやめるしかなく、自分は大法にふさわしくありません」と、自分の心に一喝しました。

 (続く)

 2010年7月21日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/7/11/226814.html

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