ハルビン:労働教養所で法輪功修煉者が迫害死した経緯
(明慧日本)黒竜江省の炭鉱機械工場で働く姜栄珍さん(42歳男性)は2002年11月20日前後、ハルビン戒毒労働教養所で死亡した。遺体は全身傷だらけで、電気ショックを受けた痕跡もあり、頭部に穴とこぶがあった。
2002年10月12日、ハルビン戒毒労働教養所で「攻堅戦」が行われ、法輪功修煉者を対象に非人道的な迫害を行った。あらゆる刑具、労働教養所の部屋、たとえば教導員の事務室、隊長室などを使い、地獄と化した。隊長・張玉書は十数人の教官に命令を出し、法輪功修煉者を順番に拷問した。
姜さんは転向を拒否し、法輪功を止めないため、13日間独房に入れられ、寒い日に短パンとTシャツだけしか着させられなかった。教官は三人の受刑者に指示し、姜さんを殴ったり蹴ったりさせた。殴られた姜さんは微かな息しかしていなかった。
三人は姜さんを庭に引っ張り出して、「三書」を書かせようとした。意識がもうろうとしていた姜さんが書かないのを見て、殴って死亡させた。三人は慌てて隊長に報告し、病院に移送した。
この事件を目撃した人は明慧ネットで次のように記した。「2002年11月15日午後、地下室の小屋で、警官が姜さんの腕を後ろに回して手錠をかけ、両ひざを縛り、受刑者にバケツで冷たい水二回を浴びせた。そして、姜さんは水だらけの地面に倒れ、電気ショックを受けた。電気ショックを受けながら、罵られ、どのぐらいの時間が経ったか分からないが、姜さんは動かないままであった。警官は私を転向させようとして、私を小屋に入れ、壁にくっつけて立つよう命じた。そして、私に転向を迫り、他の所に連れ出した。それからの姜さんの様子は分からない。数日後、姜さんは死亡したと聞いた」
2010年7月24日
(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/7/22/227363.html)
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