内モンゴル:フフホト市の監禁施設が法輪功修煉者を迫害
(明慧日本)内モンゴルフフホト(呼和浩特)市の法輪功修煉者・王霞さんは、法輪功の修煉を堅守したという理由で、中共(中国共産党)により一連の迫害を受け尽くしてきた。
2001年、フフホト市留置場で王さんは、立上がれないよう足枷と手枷をかけられながらも、長期間にわたって断食で迫害に抗議していた。このような迫害が何度も繰り返されたため、体のできものの腫れがひどくなった部分が化膿し、腐った皮膚がはがれ落ちた。
ほかにも同じく修煉者は重さ60キロの足枷を長時間かけられ、枷が肉の中に入り込み、皮膚が裂けた部分から骨が見えるほど深刻だった。また、指を針で刺され、ベッドに縛り付けたまま受刑者に虐待や暴行を加えられ、鉄製の金具で強引に口をこじ開けられ、灌食を強行されるなどの迫害で、王さんや他の修煉者たちはさんざん人権を蹂躙された。
王さんは、全て密封された監禁小屋に送り込まれ、その中で断食を続けた。2カ月後、病院に移送されたが、しっかりと巻かれた布が手足の肉の中に入り込んだことで、皮膚が裂けた部分に深い傷跡が残った。長期間の断食で体は極度に衰弱し、動くことも困難な状態で食事と排泄をベッドの上でさせられ、病院のベッドで縛り付けられて鼻から灌食を強行されたり、体に縛り付けたロープを強く引っ張られたりしたため、皮膚に血が滲んでひどい傷跡ができた。王さんは、心身共に深刻なダメージを受け、心も体もぼろぼろになった。
同病院で、56歳の法輪功修煉者は刑務所で高血圧が発症したものの、連日寝ることを許されなかった。結局、脳出血で入院したが、治療のかいなく亡くなったという。
もう一人の修煉者・周彩霞さんは保安沼女子刑務所で20数日間迫害に断食で抗議したため、所長の周建華の指示により、受刑者の集団暴行で殴り殺されたという。
現在、フフホト市第一女子刑務所は王さんを含め、李麗英さん、李麗農さん、胡玉君さん、王桂蘭さん、郝萍さんなど30数人の修煉者を監禁し、迫害している。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2010年8月2日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/5/22/224138.html)
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