■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/08/03/mh042313.html 



旅行中の出来事

文/中国河北省の大法弟子

(明慧日本)今年6月、親孝行の娘が、私を雲南へ旅行に連れて行ってくれました。私は大法弟子ならどこに行ってもそれなりにやることがあると思って、自然の流れに任せて行きました。以下、旅行中の出来事を書いて、同修と交流したいと思います。

  一、世人が目覚めた

 今回の旅行は、旅行会社が各地から車で北京へ送り、団体で一緒に飛行機で雲南省へ行くのです。今回、私たちが向かうのは普通乗用車で、運転手を入れて5人です。高速道路を走って間もなく、ある事故現場を通りました。女性がはねられて頭部と内臓にひどい外傷が見られ、悲惨だったのです。可哀そうに思って、再び見ることはできませんでした。

 ここを通ってから車の中で議論が始まりました。私はちょうどこの話題を利用して生命の尊さを語り、金銭と生命について話しました。後ろにいた若者は「叔母さんが言ったことはすばらしい」と言いました。私は、自分が法輪功修煉者なので、この道理が分かったのだと教えました。話をした途端、後ろにいた女性が手を伸ばして私の手を握り、感激して話しました。「法輪功修煉者は皆よい人です、法輪大法はすばらしい!」

 そして、女性は自分の経歴を話しました。彼女は保険会社の部長で、かつて大法弟子と知り合って、真相を伝えられたことがあり、自分も三退しました。だから、迫害されても人々を救い済度しようとする大法弟子に感心しているというのです。彼女は外国にもよく行くため、法輪功が世界に広く伝えられている事実も知っています。「私はよく従業員達に、会議の中で教えています。あなた達は法輪功のように、私達の客にしっかり対処しなければなりませんと言うと、いつも拍手されますよ」と彼女は言ってくれました。このように、大法と大法弟子を重んじたため、彼女の事業もますます発展したそうです。彼女は「あなた達はなにか用があれば、私は協力しますよ」と言ってくれ、私は「法輪功の素晴らしさをさらに多くの人に教えることが、もっとも大事です」と感謝しました。

 この話題につづいて、私は運転手と若者に話しかけました。「きょう私たちが同じ車に乗ったのも何かの縁です。皆さんは『九評』を読んだことがありますか? 天が中共を滅ぼすので、三退すれば将来が安泰になると聞いたことがありますか」 そして、なぜ天が中共を滅ぼすのか、何のために三退するのかを話しました。最後に若者は三退して、私に感謝しました。運転手は学校に行ったことがなく、いかなる関連組織にも入っていませんでした。私は「それなら『法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい』と覚えてください」と教え、法輪大法のお守りをあげ、交通安全を祈念するようにと言いました。運転手も喜んで受け取りました。

 前に座っている若い男性も、自分の事を話しました。彼は会社の営業部長でした。いつも仕事の状況がよくない時に、彼は従業員に次のことを話すと言います。「人々に法輪功を知ってもらうことが難しいですか、それとも、我々の商品を推薦することが難しいですか」 皆は自分の商品を販売するほうが容易だと答えます。そして、「法輪功は弾圧されて、迫害されていても、そのことを全世界の人に知らせています。私たちがもし、法輪功の精神を持てばきっと仕事がうまくできるはずです」と言うのだそうです。

 運転手もすかさず「私はもともと自営業をしていました。接した客にある夫婦がいました。いつも2人は利益を細かく計算して、支払いをなるべく延ばしていましたが、2人は突然変わりました。私は不思議で、どうして以前とちがうのですかと聞いたら、2人は「法輪功を修煉して、師父に、人のために考えなければならない、どこにいても良い人でなければならないと教えられたからだと答えました」と話しました。

 私たちの会話は弾んで、いろいろな角度から皆に真相を伝えました。そして、今は世人が目覚めており、我々も人を救い済度することを念頭におかなければならないと感じました。

  二、世人が期待している

 北京空港に到着しました。トイレに行く時にある天津の女性と知り合って、すぐに旧友のように親しくなりました。女性は初対面なのに私を信頼して、トイレに行く時に荷物を私に預けました。この人は縁がある人だと思って、女性が出てから私は話しかけました。「おねえさん、きょう私たちは縁があって知り合いました。あなたに一つ伝えたいことがあります。『九評』を読んだことがありますか?」女性は「いいえ」と答えました。「三退のことを聞いたことがありますか」と聞くと、「いいえ」と女性は答えました。そこで私は、天が中共を滅すので、三退したら守られることを教えました。女性は躊躇せず、ただちに三退して、最後にありがとうと言ってくれました。

 話の途中で妨害も少しありました。娘は真相を理解しない人に告発されたら大変だと恐れて、私に言わないように勧めました。私は微笑みながら、「最も正しい事をしているので、邪悪は迫害する勇気がありません。師父に守られていますよ」と言いました。

 待機していたホールの中に、3人の大学生のような人がいたので、私は話しかけて真相を伝えると、3人とも三退しました。

 旅行が終わって振り返ってみると、衆生は救われるのを待っており、大法弟子としての責任を感じました。人心を放下して、衆生を済度する心を持って、縁のある人を済度していけば、遺憾はなくなるでしょう。そして、世人は目覚めているので、私たちが伝えれば必ず受け入れてくれるのです。

  2010年8月3日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/7/24/226672.html

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