山東省:信仰を堅持した夫婦に不当判決
(明慧日本)盧桂娟さん(57歳女性)は、山東省諸城市の法輪功修煉者である。法輪功を修煉する前は病弱で、重い高血圧を患っていた。夫・林樹華さんは重い心臓病を患い、体力を使う仕事はできなかった。夫婦は法輪功を修煉して健康を取り戻し、平和で幸せな家庭を築いた。しかし、中共(中国共産党)が法輪功を弾圧し、夫婦2人はその迫害から逃れることはできなかった。2010年4月9日、盧さんは6年半、夫の林さんは3年半の不当判決を下された。
1999年7.20から、中共は全力で法輪功への迫害を始め、あまりに大きな圧力の下で、林さんは法輪功の修煉を放棄した。盧さんは法輪功の恩恵を受け、法輪功は良いものだと感じ、信仰を堅持した。そのため2001年、警官により留置場に収容され、その後、王村労働教養所で3年の労働教養を科された。
労働教養所から帰った盧さんは、法輪功への信仰を変えなかった。夫の林さんは修煉を放棄した後、修煉する前に患っていた病気が再発したが、再び法輪功を修煉し始めて、病気が快方に向かった。盧さん一家はやっと安定した生活を送れるようになった。ところが、2009年3月30日、諸城市「610弁公室」の鄒慶忠は、公安局の警官に指示し、法輪功修煉者を連行させた。盧さん夫婦は連行され、家のパソコン、プリンタなどの私財や10数万元の現金が没収された。
その当時、恐怖に満ちあふれた諸城市で、学校を改築した洗脳班(専門的に法輪功修煉者を迫害するところ)に数十人の法輪功修煉者が拘禁された。洗脳班で特に、林さんなどの男性法輪功修煉者は肉体的、精神的に苦しめられた。例えば、警官にゴム棒で打たれ、睡眠を取ることが許されないなどの拷問を受けた。4日後、林さんは心臓病のひどい病状が現れたため、病院に送られて、一時出所した。盧さんと他の同修は洗脳班に半月拘禁され、諸城市留置場に移送された。
拘禁されていた間、盧さんは迫害され、血圧が230にまで上った。しかし、それでも釈放されなかった。
留置場で1年あまりの迫害を受けた後、今年4月9日、諸城裁判所は盧さんに懲役6年半不当判決を下した。2009年12月28日、諸城市裁判所は一時出所の林さんに裁判所に来るよう伝え、裁判所に来た林さんを国家安全保衛(国保)大隊の警官に直接、留置場まで連行された。そして2010年4月9日、盧さんと同じ日に懲役3年の不当判決を言い渡された。
林さんは裁判所から直接、留置場に入れられた後、心臓病が再発した。判決を下された後、「610弁公室」と国保大隊は林さんを済南刑務所へ送った。
盧さん夫婦は上訴したが却下された。その後、済南刑務所に移送された。
最近、盧さんの親族は済南刑務所へ面会に行ったが、盧さんの体が弱々しく見え、血圧は230から下がらないままで、とても心配しているという。
2010年8月5日
(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/7/28/227621.html)
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