■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/08/08/mh092979.html 



信仰が有罪とされる法輪功への迫害に、カナダ政府が関心を寄せる(写真)

(明慧日本)中国本土の法輪功修煉者・栗志剛さんは2009年、法輪功への信奉を理由に、中国共産党当局により懲役5年の不当判決を下された。現在、栗志剛さんは黒竜江省呼蘭刑務所に拘束され、各種の残虐な拷問による迫害を受けて重体となった。栗志剛さんのカナダの友達と法輪功修煉者が迫害の実態に関して、カナダ政府に手紙を送って助けを求めた。カナダ外相・キャノン(Cannon)氏は先日の返信の中で、カナダ政府はこのような信仰に対する迫害事件に対して大いに関心を寄せており、さらに今後いっそう中国当局に対して人権状況を改善するように促すと述べた。

中国の法輪功修煉者・栗志剛さん

 ハルビン市の法輪功修煉者・栗志剛さんは2009年2月、ハルビン市の公安局「610弁公室」によって自宅から強制連行された後、正当な理由もなく懲役5年の不当判決を言い渡され、その後、呼蘭刑務所の中で法輪功への迫害が最も深刻な訓練隊2中隊に拘束された。

法輪功修煉者・栗志剛さんが監禁されている呼蘭刑務所

 聞くところによると、法輪功修練者・栗志剛さんは呼蘭刑務所で殴られ、電気ショックによる残虐な拷問、及びその他の各種の残酷な体罰に苦しめられ、法輪功への信仰の放棄を強いられた。現在、栗志剛さんの体は迫害により非常に虚弱し、重い病状が現れている。しかし呼蘭刑務所は栗志剛さんの家族からの面会依頼を拒否している。

 信仰の自由が原因で有罪とされる本件の関連報道が2009年に海外のメディアで公表された後、社会の関心を引き寄せた。海外の法輪功修煉者は積極的に国際社会に栗志剛さんの救援を呼びかけていた。カナダの外交部長・キャノン氏は先日の返信の中で、本件に対する前向きで積極的な態度を明示した。

 キャノン氏は、人権の促進と保護はカナダの外交政策で、カナダは今後引き続き中国当局に人権問題を提起し、中国政府が人権および中国公民の言論の自由、信仰の自由を尊重しかつ保護するように呼びかけていくと強調した。さらに、カナダ政府は人権関連の訴訟案を増やす方針を明示し、信仰の原因で拘束された法輪功修煉者を含むすべての中国公民の釈放を呼びかけると述べた。

カナダ外相キャノン氏のレター(英文)

 2010年8月8日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/8/2/227861.html

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