■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/08/09/mh095651.html 



河北省:中共の洗脳班と精神病院が結託し、法輪功修煉者を殺害(写真)

(明慧日本)河北省保定市の法輪功修煉者・栄風賢さんは2001年、保定市北市区洗脳班と保定精神病院によって殺害された。

栄風賢さん

 2001年5月1日〜11日の間、河北省保定市の北市区政府、区「610弁公室」、区公安局が結託して、北市区在住の24人の法輪功修煉者を強制連行し、元七一小学校に設置した洗脳班に送り、監禁した。

 北市区洗脳班は、連行された法輪功修煉者に洗脳を強制し迫害した。昼夜を問わず監視し、昼間は集団で洗脳を行い、夜になると法輪功を中傷する内容のビデオを強制的に見せる。また、「感想文」、「問題認識」などを書かせ、煉功と学法を禁じた。彼らは外から呼んできたチンピラ、ヤクザに指示し、法輪功修煉者に暴力を振るわせた。続けて牢屋に入れて迫害した。栄さんはこのような迫害を受け、その時期に殺害された。

栄さん(32歳女性)は北市区金庄郷銀定庄村に在住。栄さんは当時、保定市康達実業会社の社員だった。ある日、栄さんは100元を拾ったが、会社の社長に届けた。なぜ届けたのかと聞かれ、自分は法輪功を修煉しているので、拾ったものはもちろん持ち主に届けるが、誰のお金かわからないので会社の責任者に届けたと説明し、法輪功はもっと良い人になるために、健康のために修煉していると説明して帰った。翌日、会社に行くと、社長から仕事を止めるよう言われた。その次の日に相変わらず会社に出勤すると、連行され洗脳班に送られた。

 その後、このような不当な迫害に抗議し、栄さんは絶食を始め、直ちに釈放するように求めた。洗脳班でこうして何も食べず飲まずで絶食してから6日目、彼女は中共に『真・善・忍』を信じないように、自分の信仰を放棄するように迫られた。しかし、彼女は「信仰することに罪はない。自分が法輪功を修煉していることは何の法律にも違反していない」と訴え、以前暗記した法輪功の本である、師父の『洪吟』を読み始めた。また、『洪吟』の中の詩を黒板に書いて皆に見せた。すると、村の共産党委員会の幹部が栄さんの夫を呼び出し、彼女に暴力を振るった。さらに、70歳の栄さんの母親に対し、自分の娘に謝罪させ、強制的に信仰を止めさせるように脅した。栄さんは中共のこうした手口を見破り、無理やりで不法な要求をすべて拒否し続けた。ある日、トイレから逃げ出したが再び連行された。それから十数人態勢で洗脳、脅迫、暴力を加えられた。夜も寝ること、休むことを許されず、精神的かつ肉体的に迫害を続けた。

 栄さんは洗脳班に連行されて7日目、危篤状態に陥った。自力で立つこともできなくなった。この状態で、洗脳班の中共関係者は家族を呼んで彼女を引き渡した。しかし、その日の午後、またも家族から栄さんを奪い、精神病院に送りこんだ。そして、家族を強制的に彼女のそばから引き離した。翌日、栄さんがここで殺害されたことが発覚した。

 精神病院の言い分によると、栄さんは病院のベッドから転落死したという。しかし病院は家族に7千元を渡し、遺体を処理した。しかし、その後、病院は不明薬物を彼女に注射していたことが発覚した。栄さんが殺された後、北市区「610弁公室」は家族に「栄さんがどこでどんな原因で死んでも関係ないだろう。いずれにせよ死んだことに変わりない」と暴言を吐いた。栄さんが保定市北市区洗脳班と精神病院によって、中共「610弁公室」の計画通りに迫害され殺害されたことは明らかである。

 調査によると、保定市北市区が計画した洗脳班は24人の法輪功修煉者たちを連行し、13日目で1人の命を奪った。そのほか3人は危篤状態に陥って救急病院に搬送された。1人が意識不明の状態に陥った。


 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
2010年8月9日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/8/6/228019.html

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