しっかり修煉することで 師父の恩に報いる(三)
—自動車事故を通じて悟ったこと
文/カナダ・トロントの大法弟子
(明慧日本)ある日、同修Aさんと不動産のマネージャーと打ち合わせに行きました。出てきたとき、Aさんが善意で、私の座る姿勢から言葉使いまで意見を言ってくれました。同修の話がまだ終わらないうちに、私はすでに耐えられなくなり、大きな声で言ってしまいました。「あなたの話はくどいね、自分が正しいとでも思っているの? 中国から出てきたばかりで何も分からないのに、今あなたが言ったことは全部党文化ですよ」と言い、彼女が言ったことに再び反発しました。驚いたのは、その同修は一言も反論せず、最後に「私の党文化はまたたくさん残っているかもしれませんね、帰ったら真剣に『解体党文化』をもう一度読みます」と言いました。後で振り返ると、私は本当に恥ずかしく思いました。
次の日、もう一人の同修Bさんと一緒に、客との打ち合わせに行き、今回は契約を結ぶことが成功しました。出てきたとき、褒めてくれると思いきや、BさんはAさんと同じく、どこがいけない、どのように言ってはいけないと指摘しました。私は心がバランスを取れなくなりました。今回は彼女に党文化があるとは言いませんでしたが、彼女は新しい学習者だと思い、負けたくない気持ちで「契約を結んだのに、まだ意見があるというの?」と言いました。しかし、同修が本当に私のためを思ってくれた心に気づいたとき、私は感動しました。彼女に「私は必ず改めます」と言いました。同修は私の肩を叩いて、「素晴らしい、次回は決して同じような悪い態度を取らないようにしましょう。皆も大変な中で頑張っているので、私たちも一緒に頑張りましょう」と励ましてくれました。自分より年下の同修が私に、優しいお母さんのように注意してくれたことに、感動して涙がこぼれました。
四、試練に直面して、師父を信じ法を信じる
往々にして、難しいことに当たったとき、あるいは挫折したとき、常人の仕事の誘惑がやってきます。一度、同修と心性において摩擦が生じたとき、自分に大紀元の営業はもう続けられないと思い、かつて十数年もやっていた常人の専門の仕事をある会社が提供してくれる機会がありました。朝9時に知らせが来て、一時間考える時間を与えてくれて、十時に返事してほしいと言われました。申込んだ場合、午後2時から仕事が始まります。一時間以内に決めることになっているので、考えもしないで直接主人に聞きました。彼もすぐに一言返事してくれました。「あなたはやはり大法弟子の環境の中で仕事をした方がいい」
私は喜んで大紀元の事務所に戻って、私は少し得意気に常人の仕事を断った経験を皆に話しました。褒めてくれると思いきや、「そういうことなら、私たちは誰でも経験していますよ。何度もあった人もいます。常人の仕事があなたを誘惑したのは、あなたの意志がまだ固まっていないからで、心が不安定だということを証明しています。だから、こういう試練があるのです」と、同修が言いました。それを聞いた私は、心を安定させ、営業の道を歩み続けようと思いました。それから、本当に常人の仕事が来なくなりました。
6月は客との打ち合わせが一番多い時期で、9日に自動車事故が発生してから、ニューヨーク新唐人で仕事をしている娘は、電話で私の事を聞いて驚き、「もし師父が保護して下さなければ、二度とママに会えなかったわ。運転するときは気をつけてね」と言いました。事故があってから、高速道路を走るたびに怖くなり、運転中に少しでも音が聞こえるとびっくりしてしまい、恐れる心をなくさなくてはならないと分かっていました。私はまだ事故に遭ったときの車を運転して客と打ち合わせに行っています。恐れる心をなくしてから、顧客とどんどん打ち合わせが入るようになって、契約もどんどん結ぶことができ、6月が終わったばかりで、トロント大紀元の売り上げは史上最高額を記録し、私の収入が最も多い月となりました。
私はある客に車事故の経験を話しました。事故のとき「法輪大法は素晴らしい」「師父、助けてください」と叫んだことを話したとき、客は涙を流しました。それから、彼は私に『転法輪』を見せてほしいと言いました。また、ある新聞の広告をすでに辞めて、他の新聞の広告も契約が終わってから辞め、大紀元しか広告を出さないと言いました。そして、半年契約分の小切手もくれました。
あるお年寄りの同修が、私に次のような話をしました。青島にいる92歳の彼女のお姉さんは、今間で何を言っても脱党しなかったのですが、私の不思議な車事故のことを伝えると、聞いてからすぐに脱党したそうです。
(続く)
2010年8月14日
(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/7/27/227578.html)
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