■日本明慧 http://jp.minghui.org/2010/08/15/mh164686.html 



甘粛省:断食抗議を行う法輪功修煉者を警官が殴打

(明慧日本)甘粛省の法輪功修煉者・白三元さん(48歳男性)は2010年6月に不当判決を受け、2010年7月12日に蘭州刑務所に送られた。白さんは2010年5月下旬から断食を行ったことで、警官に殴打され、体が非常に衰弱し、骨と皮ばかりに痩せこけてしまった。

 白さんは2010年5月16日に現地の警官に連行された。警官は、催涙弾を投げ込み、食糧倉庫の中に隠れていた白さんを連行した。

 その後、白さんは「トラの椅子」に5日間座らされた。6月23日、白銀市裁判所では本人が出廷していない状況下で不当裁判を行った。裁判に不服を申し出た白さんは上訴したが、裁判所は無視し、受理しなかった。

 2010年7月12日、白さんは靖遠県公安局の警官4人により蘭州刑務所六監区に更送された。白さんは2010年5月下旬から断食を行い、骨と皮ばかりに痩せこけ、顔がすっかり変わり、髪の毛は全部剃られた。

 刑務所に送り込まれたばかりの時は、1週間に1回食物を灌食され、500mlのミルク入りトウモロコシのお粥を強制的に鼻から入れられた。7月28日、白さんの体は極度に衰弱し、気を失った。監視役の受刑者の話によると、白さんの脚の筋肉にけいれんが起き始め、最近は毎日灌食と点滴注射をされている。

 白さんは2002年7月、蘭州市城関区裁判所から3年の不当判決を言い渡されて以来、今回が2度目の判決である。長い間迫害されて、体はだんだん弱くなり、全身が疥癬に感染し、手や脚から膿が流れ出た。

 2002年9月、白さんは再び断食で抗議をしたことにより野蛮な灌食をされた。白さんは迫害で右脚が障害となり、2004年、刑務所から自宅に戻された。帰宅後も公安、国保隊、派出所などから絶えず日常生活を撹乱され、最終的にはやむをえず家を出て路頭をさまよった。

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

2010年8月15日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/8/7/228066.html

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