遼寧省:法輪功を学んで健康になった定年退職従業員が労働教養を強いられ、暴行を受ける
(明慧日本)遼寧省営口市の法輪功修煉者・孫文慶さん(57歳男性)は2010年7月18日、民衆に法輪功が迫害されている真相を説明したことで連行され、労働教養2年を言い渡され、現在、本渓市威寧労働教養所に監禁されている。孫さんは2000年7月にも労働教養を1年科せられ、洗脳班に2回送り込まれて迫害された。
孫さんは営口市タバコ工場の定年退職者である。外傷により頭部が常に痛み、記憶力も著しく低下した。しかし、法輪功の修煉を始めてから頭痛が改善し、狭かった心が広くなり、心を修煉することで人の過ちを許し、他人の立場にたって物事を考えることができるようになった。
中共が法輪功への迫害を開始した後、孫さんは2000年7月8日、北京に陳情に行った時、連行されて現地の派出所に送られた。実習生の警官・李らは孫さんを一晩中ひどく殴打した後、孫さんを精神病院に送り、ゴミと糞便だらけの部屋に監禁した。心に「真善忍」をもっていた孫さんは警官にホウキとスコップを要求し、自分が監禁されていた監禁室をきれいに掃除して、警官らに法輪功修煉者の善と法輪功の素晴らしさを感じさせた。
2000年7月15日、孫さんは営口市留置場に移送され、煉功している時、副所長・張黒子に、首を強くつかまえられ、息ができなくなり、殴られて地面を数回引きづり回された。孫さんは一度、断食で迫害に抗議した。
2000年7月20日、孫さんは1年の労働教養を言い渡されたが、労働教養所で「真善忍は、良い人と悪い人を判断する唯一の基準である」と書いたことで警官に労働教養期間を半年延長され、家族との面会も禁止された。労働教養期間中、孫さんは数回にわたって警官から暴行を受けた。ある警官は孫さんの顔を30分殴り、また皮靴で生殖器を蹴飛ばしたので、それから2年経っても排尿困難が続いている。
2002年、中国共産党の16回大会の期間中、迫害から免れようと、孫さん夫婦は自宅を出たが、岳父の家を探し出した警官によって孫さんは強制連行された。洗脳班で営口市の政治法律委員会の副書記、市「610弁公室」リーダー・李聞啓は転向しないと2年の判決を言い渡すと脅迫した。その後、李聞啓は法輪功修煉者をたくさん迫害した報いなのか、とつぜん肝臓ガンにかかり、営口に帰る途中で血を吐いて死亡した。
中国共産党による絶えまない迫害と脅迫により、孫さんの妻は病気になり、入院治療を受けたが、会社は治療費を300元しか支給しなかった。2008年1月、孫さんの妻は子供と夫に思いを残して死亡した。
今回、孫さんのほかに、3人の法輪功修煉者が連行された。そのうち女性2人は2千元をゆすり取られてから釈放され、もう1人の男性は本渓威寧労働教養所に送られたが、体調不良のため受け入れ拒否となり、警官に6500元をゆすり取られてから釈放された。
以上は、孫さんが1999年に法輪功が迫害され始めてからの状況である。最近、孫さんは再び労働教養所に送り込まれ、本人以外に家族も無数の苦を嘗め続けている。
2010年8月16日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/8/11/228188.html)
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