「真善忍」は人の心を浄化する(一)
(明慧日本)
一、他人のために考える
親友は私たちのために、運送の仕事を探してくれました。その当時は貨物運送の仕事が少ないため、近所のトラックにも仕事を分け与えようと、私は夫と相談し、夫は同意してくれました。
荷物の量はトラック3台分で一日の仕事分がありましたが、最後の貨物は3台分もないと見た私は、他2台に先に積ませ、残りトラック半分の荷物を私のトラックに積みました。荷物の運搬者らは「あなたが探した仕事なのに、なぜあなたから積まないのですか?」と、不思議そうな顔をして話しました。「私は法輪大法を修煉しています。私たちの師父は常に、どんなことにおいても他人を先にして自分は後にするように、無私無我の境地に達し、『真善忍』に基づいて良い人になるようと教えてくださっています」と私が言うと、その場にいた10数人は感激し、一斉に「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と連呼しました。そして、もっと大法の話をしてほしいと求められました。私は持っていたお守りと真相のDVDを皆に分け与えました。皆は大事そうにポケットに入れ、親戚や友達に見させて、法輪大法の真相を理解してもらいたいと話しました。
姑は80歳の誕生日のとき、長男一家の経済事情があまりよくなく、三男は結婚していないため、兄妹みなと同じようにお祝い金を出せないので、長男は困っていました。私は義理の兄に真摯に言いました。「お兄さん、心配しないでください。足りない金額は私が出します。返さなくてもいいです。母の80歳の誕生日なので、皆で同じ金額のお祝い金を出しましょう」 義理の兄は私の話を聞いて、眼に涙をためていました。もう一人の義理の兄はこの情景を見て、義理の兄に言いました。「今、農村ではお金を稼ぐのがどれほど難しいことか。彼女の家も裕福とは言えないし、二人の子供は学校に通っている。法輪功の修煉者でなければ、こんなことはしないと思うよ。もしすべての人が『真善忍』を習えば、すべての家族が睦まじくなるだろう」 義理の兄の話をその場にいた人たちが聞いていて、感動を受けていました。そして、皆が「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と、認めてくれました。
二、「真善忍」は人の心を浄化する
中学校に通う娘は、私に、学校に支払う金額より20元多い金額を言っていました。このことを知った私は、娘になぜ嘘ついたのかを聞きました。私は子供の教育について、『真善忍』の法理をもって教育していたので、本来なら嘘を言わないはずです。娘は泣きながら、「高校1年生の生徒が学校に来て、金を要求してきて、渡さないと頬に平手打ちされるの。私はその中で一番少ない金額だけど、50元要求された子もいた」と言うのです。この話を聞いた夫は「それは犯罪行為だ、警察に通報しよう」と興奮した状態で言いました。私は夫に「そのようにしたらダメですよ。そのようにすれば、彼女たちを心から変えることできないと思う。私が明日彼女たちと会って、人に金を要求してはならない道理を話そう。どのようにいい子になるのかを伝えよう。そうすれば根本から問題を解決できると思うから」と、私の思いを話しました。
(続く)
2010年8月16日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/8/1/227795.html)
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