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「真善忍」は人の心を浄化する(二)

(明慧日本)翌日、私は高校1年生のAさんの家を訪ね、事情を話しました。Aさんの母親はとても人情があって道理の分かる人で、子供を叱りました。Aさんは、Bさんに言われてやりました。Bさんの話では母親が入院しているから、お金がないので困っていたそうです。Aさんの母親はBさんを呼びつけました。

 Bさんは、まず私に「おばちゃん、私は間違っていました。お金は使ってしまいましたので、お金を工面できたときに、お返しします」と、恥ずかしそうに言ってくれました。私はAさんとBさんに次のように言いました。「もしお金を返してほしかったら、ここには来ませんよ。警察に電話すれば済むことでしょう。おばちゃんは法輪大法の修煉者で、『真善忍』を修煉しています。あなたたちに悪い事をしないでほしいの。親があなたたちをここまで育てるのは容易なことではないのよ。おばちゃんが今日来たのは、あなたたちに話をしたかったからよ。人間として誠実で善良でなければならず、トラブルに遭ったときは我慢して、他人を許してあげるの。いい子になると、おばちゃんに約束してね」 二人は真面目に「おばちゃん、安心してください。二度と悪いことはしません」

 私は二人に、「経済的に困ったときは遠慮せずにいつでも言って、おばちゃんはできるだけのことをするから、何でも助けてあげますよ」と声をかけ、二人は「ありがとうございます」とお礼を言ってくれました。この場面を見ていたAさんの母親は感動した様子で満足そうな顔をしていました。私は帰るときに「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしいと覚えておいてください。そうすると、きっと素晴らしい未来を迎えることができますよ」と告げました。

 三、大法はトラブルを解決してくれる

 修煉する以前は、我が家は経済訴訟で争っていました。その当時、従兄は会社でトラックを運転し、材料を管理していました。従兄は広州市に住む親友に材料の販売を依頼しました。我が家は工場やトラックを提供し、このように新しい会社を立ち上げました。その後、商売は順調に軌道に乗り、収益も理想的だったのです。

 ある日、従兄とその親友は我が家に来て留守とみて、工場に置いてあった材料や機械を持ち去ったのです。後になって、従兄とその親友に、その材料や機械をどこへ持っていたのかと問いただしても教えてくれませんでした。夫は「手元に収益の2万元を持っています。この2万元で材料や機械の代金に当てますので、私はこの商売から手を引きます」と言いました。二人は何も言いませんでした。二人でこの商売を続けていましたが、収益が悪化し、商売を廃業しました。二人は相談して夫が手にした2万元について告訴したのです。このことを知った私は収益が上がっていたとき、私たちを共同経営から追い出し、会社が倒産すると私たちを告訴していることについて怒っていました。そして双方のトラブルは激化し、二人は電話をかけて私たちを罵っていました。

 裁判の三日目にして、私は法輪功を修煉し始めました。私は機械一台分相当の金額を二人に返し、『転法輪』を二人に差し上げました。二人は驚いた様子で受け取ってくれました。私は二人に、「もし私が法輪功の修煉を始めていなければ、お金を返さないでしょう。私がなぜお金を返したのかについては、『転法輪』を読めば分かります」と伝えました。その後、私はさらに一部のお金を二人に返し、二人は感動して告訴を取り下げ、以後、二人も大法の修煉を始めたのです。

(完)

2010年8月17日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/8/1/227795.html

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