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ラジオ・フリー・アジアの報道「大連市の医学助教授が洗脳班に連行される」

(明慧日本)遼寧省大連中山医学院の助教授・于暁艶氏は、法輪功を修煉しているという理由で先月、当地の公安局に連行されて撫順洗脳班に拘禁され、20日後に釈放された。

 ラジオ・フリー・アジア8月11日の報道によると、于先生は上海復旦大学の医学博士で、昨年、大連中山大学の講師に就いたばかりだという。于先生は大連の有名な人権弁護士・王永航氏の妻である。王氏は、法輪功修煉者の無罪を弁護したため、昨年、大連裁判所に懲役7年の不当判決を下された。

 「維権ネット」の報道によると、于先生は7月5日に病院で大連公安局の国家安全保衛(国保)大隊の警官に強制連行されたという。于先生本人の証言によると、警官に令状の提示もないまま強制連行されたという。

 夫・王弁護士が判決を下された後、于先生はこの一年間、ずっと姑と一緒に住んでいる。先日、公安局に人口調査の名目で嫌がらせをされ、さらに雇われたフリーターに監視されている。

 撫順羅台山荘の洗脳班で、于先生は終日嫌がらせをされた。この理不尽な洗脳に抗議するため、于先生は断食を始めた。

 于先生本人の話によると、8日連続で断食していた間、洗脳班の役人と大連公安局の警官に引き続き嫌がらせをされたが、于先生が法輪功の修煉を放棄しないという態度を堅く表明したところ、ついに7月30日に釈放されたという。

 他方、于先生の夫である王弁護士は2009年、法輪功修煉者の従日旭さんの弁護を代理したため、国保大隊の警官に連行され、7年の判決を言い渡された。アメリカに在住している従さんの妻・田さんの話によると、現在、刑務所にいる王弁護士の状況は思わしくないという。

 「王弁護士は20人あまりの警官に自宅から強制連行され、そして足に怪我を負わされた。その後、大連刑務所に拘禁され、警官や受刑者に強制的に食を入れられ、殴打され、痛めつけられた。王弁護士は足に大怪我を負わされたにもかかわらず、病院にも運ばれず、最後に簡単な手術をしただけだ」と田さんは述べた。

 于先生は夫との面会を禁止され、すでに1年以上も夫に会っていない。しかも、釈放された後、于先生は、中山大学院での教師と医者の仕事を免職された。

2010年8月18日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/8/12/228250.html

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