「相は心から生じる」についての悟り(一) 文/青蓮
(明慧日本)以前、私は何度も同修の「相は心から生じる」についての文章を読み、悟ることがとても多くありました。最近、私はある小さな出来事から、再び「相は心から生じる」を体験して悟りました。次に、修煉過程の中から「相は心から生じる」について異なる段階での認識を述べてみたいと思います。
まず、「相は心から生じる」の表面現象からその道理を悟ります。常人は手相、人相、立っている時、座っているとき、食べているときの様子、運命の傾向などから解釈します。人は朗らかであれば、明るい表情が見てとれます。善良であれば、必ず慈悲深くて穏やかな表情をしています。名利から遠く離れている人は、ゆったりとして落ち着いています。人の外見はその人の性格や気性、特性をすでによく現わしています。
人体は一つの宇宙です。ミクロからマクロまで、細胞から表皮まで、中から外まで通っていることから、人の特性は宇宙の特性に符合し、細胞も同化し、また異なる次元の法の制約もあります。
修煉する前、私はいつも苦労して人生の真の意味を探求していました。人は何のために生きているのか? 両親や子供のためか、衣食住のためか、名利と栄華のためか、あくせく苦労しても、最後には何も持って行かれません。私はいつも生活のために苦労し、経済的に悩まされ、心が歪み、誰を見ても目障りだと感じ、何を見ても気に入りませんでした。その時、人体の周囲にエネルギー場があることを知らず、私と一緒にいる時、周囲の皆はとても大きなストレスを感じていたことでしょう。
法輪大法を修煉して、自分が生きている真の目的が、「返本帰真」であることが初めて分かりました。時には煉功しながら、自分は眉間に深いしわを寄せ、きつい顔になっていることに突然気がつき、心地よい音楽の中で、表情をやわらげ、穏やかな表情が現われるようになりました。
歩いている時も、自分の表情が厳しくて、固いことに突然気づき、なぜ笑顔でないのかと考え、周囲の人に向かってほほ笑み、常人に大法弟子の風采、大法の素晴らしさを印象づけ、自分の純粋な善のエネルギー場で衆生を同化しました。学法するにつれて、心が法に同化され、きれいに洗い流され、世界が変わり、宇宙が変わり、一つ一つの細胞が皆変わり、穏やかで、静かで、美しく、今までになかった清新でさわやかな心地になりました。私に久しぶりに会った人は皆、「あなたはすごく変わりましたね」と驚きました。そうですね、相は心から生じるので、心が変わり、身体も変わりました。
身辺の環境は私たちの修煉状態の体現です。ある現象は私たちの心によって促成されたものです。ある時期、私の考え方には過ちがあり、三つのことを多く行いたいため、外に仕事に行かず、家で手仕事をしていました。自分のこのやり方が家庭において良くないと思い、、夫が怒ることを心配しました。しかし、こう思えば思うほど、夫はますますけちをつけ、会社から帰宅すると、あら探しをし、これが良くできていない、あれも良くできていないと文句を言い、私は夫の重荷になったようでした。その後、私は自分の考えを変えました。
法をよく勉強し、法を多く実証することが最も正しいことであり、私は間違ったことは何もやっていません。しかも、私は自分で稼いで自分を養っています。大法弟子は常人のしもべではありません。私は法を多く実証していなかったので、正々堂々とすることができませんでした。そこで、私は心をきちんと正し、誠意をもって夫に「私は出勤しないで、家で手仕事をして、収入は少ないのですが、学法と煉功を多くしたいだけなのです」と言いました。思いがけず、夫は「君を支持するよ」と、はっきりと返事しました。それ以後、夫はあら捜しをしなくなり、学法も煉功も邪魔せず、大法の仕事も妨害しませんでした。これは環境が自ずと切り開いたものだと私は深く悟ることができました。
ここで、まだ家庭の関を越えていない同修に喚起したいと思います。内に向けて探してみてください。自分の一つの考え、一念でも基点が正しくなければ、法の中にいなければ、邪悪に隙に乗じられ、絶えず妨害されます。法の中にいれば、誰も私たちを勝手に妨害する勇気はありません。
(続く)
2010年8月18日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/8/2/227749.html)
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