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「相は心から生じる」についての悟り(二)


文/青蓮

 (明慧日本)私は色欲の関を乗り越えるとき、再び「相は心から生じる」を体験して悟りました。学法するの中で、夫婦間の色欲は放下すべきとだと悟りましたが、心の中で「これは常人である夫にはあまりにも不公平で、夫はまだ30歳代なのだから」という一念がありました。この一念があったため、夫は理解できず、反感が生じ、「君は修煉して、尼のようになり、触れさせないようにして、自分は名ばかりの亭主だ」と怒って文句を言いました。私は常人の観念で考えたため、旧勢力に弱点をつかまれたと分かりました。そこで、私は自分の考えを変え、正念で対応し、しっかり学法し、発正念をよく行い、色魔の妨害を解体しました。私は自分のエネルギー場で身の回りの人の欲望を抑制しました。そして、徐々に私たちは調和がとれ、夫の文句もなくなり、とても自然に生活方式を変えることができました。

 法を実証する環境は、私たちが自分で切り開いたものです。外へ出て法輪功の真相資料を配る時、自分の学法と発正念の状態が良ければ、人に妨害されず、とても順調に進みました。そうでなければ、あるいは人心や雑念が多ければ、妨害されたり、恐怖心が現われたりします。心の状態をよく調整すれば、これらの現象はなくなります。

 私はダウンロードの仕事をやり始めるとき、夫に心配をさせたくないため言いませんでした。ある日、大法の仕事の真最中に、夫から「もうしばらくして、木材を運んで家に帰る。下に降りていてくれ」という電話がありました。私は慌てましたが、すぐ落ち着き、「今、やっていることは最も正しいことであり、誰も妨害することはできない」と思い、相変わらず大法の仕事をしていました。しばらくして車の音がしましたが、私は動きませんでした。その後、また車の音が聞こえ、窓から見ると、夫は同僚と一緒に木材をきちんと置いて、走り去って行きました。これは、師父の按排だと私には分かっていました。

 以前、私が家にいた数日間、いつも昔のことを思い出し、心穏やかでなく、いつも誰かに自分がいかに立派であるかを話したかったのです。この状態は良くないと分かっており、取り除こうとしましたが、また時々現われました。結局2日後、近所の人が私の家に来て、世間話をしました。私はその時、口を修めようと思いましたが、常人の前で、自分はとても親孝行であり、自分がいかに良くできているかを話しました。近所の人が帰った後、失言したことをとても後悔しましした。暴露された自分のさまざまな執着心が見えました。私は彼女がまた来たら、私の大法の仕事が邪魔されると思い、師父の法像(写真)の前で「師父、弟子は間違っていたことが分かりました。私の執着心でこのような状況になってしまいました。私は法の中で自分を律し、大法の仕事が妨害されないようにします」とお願いしました。このようにして、近所の人は再び私を邪魔しに来ませんでした。

 私たちの環境は、私たちの心に従って変わります。もし環境に良くない状態が現われれば、必ず私たちに何らかの人心があり、それが他の空間で反映され、外部の環境として現われるのです。さまざまな執着を取り除き、心性が向上すれば、他の空間の物質がいくらか取り除かれます。相は心から生じる、私たちの表相、立っている時、歩いている時、食べている時、眠っている時の様子などを含め、また家庭環境、家族の状況、学法や修煉の環境、真相を伝える環境など、すべてが私たち個人の修煉状態の反映なのです。

(完)

2010年8月19日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/8/2/227749.html

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