不明薬物を注射された法輪功修煉者、未だに釈放されず
(明慧日本)陜西省宝鶏市の法輪功修煉者・李宝蓮さん(女性)は、民衆に法輪功が受けている迫害の真相を伝えていた際、警官らに強制連行され、2年の労働教養刑に処され、未だに陜西女子労働教養所に収容され、迫害され続けている。
80歳になる李さんの母親は、李さんが強制連行されてから、幾度も警察を訪ねては娘との面会や釈放を求めたのだが、いずれも望みは叶えられなかった。李さんの母親は娘を心配するあまり、血圧が高くなり、突発性心臓病にかかり、半身不随となって寝たきり状態で死亡したのである。
2001年11月、李さんはほかの法輪功修煉者と一緒に、法輪功の真相資料を配っていた際、当地の公安局(日本の警察に相当)に拘束され、裁判なしで公安局の手によって1年半の労働教養に処された。
2003年9月、李さんは収容され、不明瞭な薬物を強制的に注射され続け、一時的に精神異常になり、独り言が多くなり、血を吐き、身体が萎縮し、痩せこけていた。公安局は責任を問われるのを恐れ、収容されてから40数日後に李さんを釈放した。
2008年7月、「オリンピックを安全に行わせる」との理由で、公安局は李さんに対して24時間監視し続け、家から一歩も外に出ることができず、この状態は1ヵ月以上続いた。その後、李さんは労働教養所に収容され、未だに釈放されていない。家に看護を必要としている80歳過ぎの父親が残され、生活に困っているという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2010年8月20日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/8/15/228369.html)
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